宇宙の入り口で遊覧飛行目指す 大樹町で気球打ち上げ実験へ

気球で宇宙の入り口への旅行を目指す札幌市の企業が来週、十勝の大樹町で気球の打ち上げ実験を行うことになりました。

実験を行うのは札幌市のスタートアップ企業「岩谷技研」です。
この会社は人が乗るキャビンをつなげた気球で宇宙の入り口とも言える高度25キロの成層圏で遊覧飛行をしようと気球やキャビンの開発を進めています。
これまでは沖縄県宮古島市や福島県相馬市で実験を行ってきましたが、より近い実験場所として大樹町にある多目的航空公園の滑走路での実施を決めたということです。
実験は今月19日に行われ、データを送受信する基盤を気球に取り付けて高度30キロまで飛ばし釧路沖の太平洋に落下させる中で長距離通信が可能かどうかを検証します。
会社は今後も大樹町で実験を繰り返し、来年度中に宇宙の入り口での遊覧飛行を実現したいとしています。
岩谷圭介社長は「車で移動できる距離に実験場を確保できたことを心強く感じている。これを機に実験や検証の頻度・精度・確度をさらに加速させたい」とコメントしています。