大型連休 スマホ・パソコンから離れてみては

新型コロナウイルスの影響が続くなか、大型連休の期間に入りました。
例年と違ってふるさとへの帰省や旅行を控えている方も多いようです。
そうしたなか、自宅で過ごす人のためにネット上には様々なサービスが提供されています。
道がユーチューブで提供している「リモートミュージアム」は、道立の美術館や博物館などでこれまでに開催した展覧会の作品を楽しむことができます。会場に足を運んだり入場料も必要ありません。動画によっては学芸員の解説付きで楽しむことができます。
連休期間中、こうしたネットやオンラインに頼るケースも増えそうですが、一方で、動画サービスなどを見続けることによる心身への影響を指摘する声もあります。
そこで、この大型連休中、あえてスマホやパソコンから離れてみる試みはいかがでしょうか。

【書店で】
札幌市内のこちらの書店では、スマートフォンが人に与える影響を指摘する本が売れているといいます。
特に、スマホが脳に及ぼす影響をまとめた海外の精神科医の著書は、発売から数か月たってもランキングの上位に入っているということです。
スマホとどう付き合うのか、手放せない人も多いと言われるなか、改めて考えてみようという人が増えているのでしょうか。
三省堂書店札幌店の係長、工藤志昇さんは「若い世代の人や子どもを育てている親がこうした本を買い求めている印象があります。コロナ禍で家にいる時間が長くなりスマホの弊害に少しずつ気付き始めている人が増えているのではないかと思います。発売開始から数か月経っても人づてに広がり、爆発的に人気があります」と話していました。

【デジタルデトックス】
スマホとのつきあい方、確かに気になるテーマです。
そうした中で提案されているのが「デジタルデトックス」です。
「デトックス」は老廃物を取り除くなどの意味で使われる言葉ですが、一般社団法人の日本デジタルデトックス協会によりますと、「デジタルデトックス」はスマホやパソコンを完全に手放すのではなく一定期間、距離を置こうというものです。
一定の時間スマホの通知をオフにすることなどで、目や脳の疲れ、ストレスなどを軽減する効果が期待できるということで、実際にどのように行うのか担当者に聞きました。
一般社団法人日本デジタルデトックス協会の理事を務める森下彰大さんは、「デジタルデトックスはスマホやパソコンを完全に手放すのではなく、一定期間、距離を置こうというものです。集中力や仕事などの生産性を上げるためにデジタルデトックスすることで目や脳の疲れ、ストレスなどを軽減する効果が期待できます」と話していました。
その上で、「大型連休中は、デジタルデトックスするにはいい機会だと思います。体だけではなく、心や脳を休める時間を作ってほしいです。ステイホーム期間中なので例えば、トイレや寝室に持ち込まない。家族の団らんの場所にスマホを持ち込まないことやみんなで食事をする時はスマホを食卓の上に置かないこと、デジタルデバイスフリーゾーンを家のなかで作るということを家族やパートナーと決めてみるのもすごくいいのではないでしょうか」と話していました。