道南の景気判断悪化 GoTo停止など影響 日銀短観

日銀函館支店の短観=企業短期経済観測調査で、道南地方の企業の景気判断を示す指数はマイナス26ポイントと、国の「Go Toトラベル」が一時停止するなどした影響で、前回12月の時と比べ5ポイント下がりました。

日銀短観は3か月ごとに実施され、今回は2月25日から先月末にかけて道南の105社から回答を得ました。
それによりますと、景気の現状について「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を差し引いた値はマイナス26ポイントと、前回より5ポイント低くなりました。
業種別で見ますと、「宿泊・飲食サービス」が前回より64ポイント下がってマイナス91ポイント、「小売」でも観光客の減少から前回より25ポイント下がってマイナス17ポイントとなりました。
これは国の「Go Toトラベル」が一時停止した影響で観光客が減少し、土産物などの需要も減少したことが大きいとみられています。
一方、3か月の景気の先行きも下落する予想で、日銀函館支店の加藤健吾支店長は「緊急事態宣言は解除され、今後、景気が回復する要因はあるが、Go Toトラベルの再開やワクチンの一般接種がいつから始まるのかが見通せず、先行きが不安な企業が多い」と話しています。