避難所の開設 住民が学ぶ訓練

大規模な地震が起きた時、避難所を住民自身の手で開設できるようにしようと、手順を学ぶための訓練が行われ、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための対策もあわせて確認していました。

この訓練は札幌市西区にある手稲宮丘小学校で、町内会の住民など、およそ50人が参加して行われました。
最大震度7の地震が発生したあと、区役所の職員よりも住民が先に避難所の体育館に到着したという想定で、体育館の鍵が入ったキーボックスに暗証番号を入力して実際に開けた上で、備蓄庫に保管されている避難者が過ごすためのテントを取り出して住民同士が協力して張るなどしました。
その上で、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、感染の疑いのある人などを隔離する部屋を体育館とは別の場所に設けて、発熱などの症状をもとに避難した人を誘導する手順を確認していました。
参加した宮の沢町内会の中川和彦副会長は「新型コロナの問題もあるので、避難所の設営について住民自身がきちんと知っておきたいと思い、訓練を行いました。土砂災害の危険が多い地域なので、1人も犠牲者が出ないよう、継続的に訓練を行っていきたい」と話していました。