函館 正教会で大規模工事へ

函館市の観光名所で国の重要文化財に指定されている「函館ハリストス正教会」は、建物の老朽化が進んでいるとして大規模な保存修理の工事が行われることになり、ことしのクリスマスのあとおよそ2年間、聖堂内への立ち入りができなくなることになりました。

「函館ハリストス正教会」は160年前にロシア領事館の付属の聖堂として建てられ、明治時代に焼失したあとに再建された聖堂が国の重要文化財に指定されています。
函館市によりますと、教会は建物の外壁や内部のしっくい、建具などの傷みが進んでいるということで、ことしのクリスマスのあと2年間かけて大規模な保存修理の工事が行われることになりました。
工事の期間中は現在は観光客が見学できる聖堂内への立ち入りができなくなるほか、聖堂の周りに工事の足場を組むため外観も見られなくなるということです。
大規模な保存修理工事は30年余り前の昭和63年以来で、函館ハリストス正教会の児玉慎一神父は「しばらく聖堂内部は見られなくなってしまうが、市民や観光客のみなさんにはご理解いただければと思います」と話しています。