道内18人 新たな集団感染も

北海道と札幌市は1日、新たに18人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
このうち札幌市は、市内にある病院とライブハウスのあわせて2か所で新たに集団感染が発生したと明らかにしました。

1日に道内で新たに感染が確認されたのは、札幌市で11人、石狩市の1人、石狩地方の1人、千歳市の3人、それに胆振地方の2人のあわせて18人です。
検査数は494件でした。
1日の感染確認が10人以上となるのは7月31日に続いて2日連続になります。
18人のうち1人は感染経路が追えていないということです。
札幌市は、市内にある病院とライブハウスのあわせて2か所で、新たに集団感染=クラスターが発生したと明らかにしました。
このうち、札幌市南区にある「林下病院」では、1日までに40代から70代の看護師2人と入院患者3人のあわせて5人の感染が確認されたということです。
札幌市は、病院に1日、現地対策本部を設置するとともに調査を進めています。
また、札幌市中央区にあるライブハウスでは、1日までに40歳未満の客6人の感染が確認されたということです。
市はライブハウスについて、感染拡大の恐れがある先月21日からの4日間に施設に出入りした全員について把握できているとしています。
札幌市保健所の三觜雄所長は記者会見で「社会・経済活動が活発になっているので、いつ北海道に飛び火してもおかしくないと考えている」と述べ、感染予防対策の徹底を改めて呼びかけました。
これで道内の感染者は、札幌市ののべ917人を含む、のべ1446人になりました。
このうち死亡した人は103人、治療を終えた人はのべ1247人です。

【石狩市“感染確認は市職員”】
石狩市は1日、新型コロナウイルスに感染していることが確認された50代の男性が市の職員であることを発表しました。
石狩市によりますと、男性は市の本庁舎に勤務する事務職員で、窓口業務にはあたっていないということです。
また、ほかの職員の中に濃厚接触者にあたる人はいなかったということです。
市は庁舎内の消毒をすでに行ったということで、今後も感染予防対策を徹底し通常どおり業務を続けることにしています。

【苫小牧では製油所点検工事の作業員が感染】
出光興産は苫小牧市の製油所で定期点検工事を行っていた協力会社の作業員1人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
苫小牧市の出光興産北海道製油所では、ことし6月から4年に1度の大規模な定期点検工事が行われています。
出光興産によりますと、新型コロナウイルスの感染が確認されたのは協力会社の作業員で、保健所から感染者と濃厚接触した可能性があるという連絡を受け、7月31日に検査した結果、1日に感染が確認されたということです。
この作業員の業務は7月27日に終わり、ほかの作業員に濃厚接触者にあたる人はいないということです。
出光興産では、今後も工事にあたる作業員は市内の飲食店で食事をせず、公共の交通機関も使わないなど感染予防の対策を徹底し、9月中旬まで工事を続けることにしています。