宿泊療養ホテルを臨時医療施設に

道は、新型コロナウイルスの軽症や無症状の感染患者が療養施設としている札幌市内のホテルを、臨時の医療施設に指定しました。これによって重症化するリスクが高い人の受け入れもできるようになります。

鈴木知事は記者会見で、軽症や無症状の感染患者が生活する「宿泊療養」の施設となっている札幌市南区の「アパホテル&リゾート札幌」を「臨時医療施設」に指定したことを明らかにしました。
「臨時医療施設」は、医師と看護師を常駐させ臨時に医療施設としての機能を備えることができる仕組みです。
これによって、軽症の高齢者や持病のある人といった重症化するリスクが高い人の受け入れもできるようになります。
札幌市では、介護老人保健施設で多くの感染者が出たものの、受け入れ先を迅速に確保できず施設内で感染が広がっていることが課題となっていました。
鈴木知事は、「万が一今後第3波が起きて、感染者数が増加した場合に備えた措置だ。医師などと連携し施設の環境向上に取り組みたい」と説明しました。

【PCR検査 1日1000件に拡充】
鈴木知事は、道内のPCR検査の1日の検査数を1000件に拡充したと明らかにしました。
1日で検査できる数は、▽道立衛生研究所で140件、▽北見・上川・釧路・渡島・倶知安・岩見沢・苫小牧・室蘭・稚内・帯広の道内10か所の道立保健所であわせて300件、▽札幌市衛生研究所で60件、▽旭川保健所で30件、▽函館市衛生試験所で10件、▽小樽市保健所で10件、▽医療機関で100件、▽民間検査機関で350件です。
道は、引き続き検査体制の拡充を目指すということです。