函館に地熱発電所を建設へ

地下の熱を活用しておよそ1万8000世帯の電気を作り出す地熱発電所が函館市で建設されることになりました。完成すると地熱発電所としては道内で2番目の規模になるということです。

地熱発電所は総合リース大手の「オリックス」が手がけるもので、函館市東部の南茅部地区に建設されます。
オリックスによりますと、地熱発電所は地下深くのマグマの熱を利用して水より沸点の低い液体を沸騰させ、その蒸気でタービンを回す「バイナリー方式」で発電します。
最大で6500キロワットを発電でき、一般家庭1万8250世帯が1年間に使用する電力をまかなうことができるということです。
発電所は3年後の令和4年の春からの運転開始を目指していて、完成すると道内の地熱発電所としては道南の森町にある北海道電力の施設に次いで2番目の規模になるということです。
道内では去年9月の胆振東部地震でのブラックアウトで浮き彫りになった電力供給が課題となっていて、新しく建設される地熱発電所は安定的な電力供給としても期待できるということです。
オリックスは「地熱発電は同じ再生可能エネルギーでも天候に左右される太陽光や風力と違って安定的に発電をすることができる。環境に配慮しながら建設を進めていきたい」と話しています。