塾経営の男「指導書」複製認める

東京の出版社などに著作権がある高校教員が使う指導書などを無断で複製して販売していたとして、著作権法違反の罪に問われている男の裁判が函館地方裁判所で開かれ、男は起訴された内容を認めました。

函館市内で学習塾を経営していた山内武美被告(58)はおととし1月から11月の間に函館市内の高校生の保護者ら2人に対し、無断で複製した東京の出版会などに著作権がある高校教員が使う指導書など13冊を89万円で販売したなどとして、著作権法違反の罪に問われています。
13日、函館地方裁判所で開かれた初公判で山内被告は「起訴事実について争いません」と述べ、起訴された内容を認めました。
このあとの冒頭陳述で検察は、「被告は東京などで学習塾を経営している仲間と共謀して、平成25年ごろから無断で指導書を複製し教材として販売していた」と指摘しました。
また検察や警察の調べに対し、「指導書は書店などで購入できないため、塾の営業を行う時に保護者の印象がいいと思った」と供述していたことを明らかにしました。
次の裁判は7月1日に開かれ、結審する予定です。