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入力信号がハイビジョンベースバンド信号の場合は、国際標準の映像圧縮 規格であるMPEG2で約100Mbpsに圧縮します。このデータの圧縮・伸張を、ソフトウェアで処理することにより低コスト化を実現するとともに、ビットレート変更などの柔軟な対応を可能としました。 |
(2) |
HDV信号は、連続した複数フレームの相関を利用して信号を圧縮するLongGOP方式を採用しているため圧縮効率が良く、低いビットレートで高画質を実現できます。一方で、映像のコマ送りなどに対して表示の追従速度が遅いという課題があり、従来のHDV編集機では、編集作業の確認用に解像度の低い映像を表示するなどの対応をしています。今回、高速デコード技術*2を開発することにより、高画質のままリアルタイムで高精度な編集を実現しました。 |
(3) |
画角4:3の映像の両サイド部分に簡易な操作で静止画像を貼り付け、16:9の映像を生成できるため*3、放送局で所有する番組素材や視聴者からの提供映像など標準テレビの信号も効率的にハイビジョン編集できます。 |