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◆テレビ用プログラミング言語(TVML)の開発(3月20日)
NHKは、日立電子(株)、(株)日立製作所、慶応義塾大学と共同で、CGキャラクターが登場する気象情報やイベントガイドなどの簡単なテレビ番組をコンピューターでつくるための台本用プログラミング言語(TVML、TV
program Making Languageの略) と制作用ソフトウェアを開発しました。
コンピューター台本で番組を作るには、CGキャラクターによる登場人物の動作とせりふ、文字スーパー、ビデオや音声素材の再生など通常の台本に記載される一連の動作を、TVMLを使ってテキスト文にします。これをコンピューター上で動作するソフトウェアに入力すれば、CGスタジオセットの中のCGキャラクターが、TVMLテキストで記述された通りに合成音声でしゃべり、演技します。また、画面の文字スーパー、テレビカメラで撮影した映像素材(動画ファイル)の再生、CDなどの音楽素材(オーディオファイル)の再生もすべてソフトウェアで実行し、リアルタイムで番組が出力されます。
NHKは、TVMLの機能、性能の評価ならびに応用範囲の調査を目的として、TVMLを使った作品コンテストを実施します。
ソフトウェアの配布と作品コンテストの詳細は、
NHK放送技術研究所のインターネットホームページでお知らせしています。
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