NHK WORLD

NHKワールドTV(1)

「見たくなる国際放送」をめざしてNHKワールドTV

英語によるテレビ国際放送「NHKワールドTV」は「見たくなる国際放送」をめざして、ニュース・番組や編成を充実・強化。日本を正しく理解してもらうために、日本を世界に、積極的に発信する。

サービス概要  >  NHKワールドTV(1)

NHKワールドTV

■サービス

  • テレビによる英語放送(無料)

■配信方式

  • DVB-S(QPSK)伝送
  • PALとHD信号
  • ノンスクランブル放送

■配信手段

  • 基幹衛星3基でCバンド配信。ほぼ全世界で直接受信可能

「信頼される国際放送」として、日本を世界に、発信を強化

NHKワールドTVとは

「NEWSLINE」 日本とアジアの情報や文化を伝え、放送と同時にインターネットで番組を視聴できるライブストリーミングも行っている

「NEWSLINE」 日本とアジアの情報や文化を伝え、放送と同時にインターネットで番組を視聴できるライブストリーミングも行っている

語によるテレビ国際放送「NHKワールドTV」は、2009年(平成21年)2月にスタート、最新の情報と多彩な番組を1日24時間、世界に向けて発信している。2015年1月末現在、約150の国と地域の約2億8000万世帯で視聴可能である。平日の毎正時から30分間は、英語ニュース「NEWSLINE」を、後半の30分間は、日本とアジアの情報や文化を伝えるさまざまなジャンルの番組を放送している。また、視聴機会を拡大するための取り組みとして、放送と同時にインターネットで番組を視聴できるライブストリーミングも行っている。

北米とアジアを重点地域に

2015年度、「NHKワールドTV」の発信力をさらに強化するために、大幅に番組を改定、そのなかで北米とアジアを重点地域と位置づけた。北米、アジアの視聴者が見やすい時間帯に、それぞれの地域で関心が高いテーマの番組を中心に編成することで、現地における「NHKワールドTV」の認知度を高めることをめざした。

北米に向けて

重点地域のひとつは北米、とくに国際的に強大な政治的影響力を持ち、世界各国のニュース機関の競争が激しいワシントンD.C.とニューヨークである。日本、アジアの政治経済や科学技術などに関心が高いオピニオンリーダーやビジネス層に向けて、確かな情報を届けることにより、「NHKワールドTV」への信頼感を強めていく。

具体的な取り組みとして、日本時間の平日の午後8時台に45分間のニュース番組「NEWSROOM TOKYO」を新設。日本やアジアでいま何が起きているのか、現場からの中継やリポートを中心に、専門家や取材記者の解説を交え、深くわかりやすくニュースを伝える。

また、世界のオピニオンリーダーによる討論を通じて、国際政治・経済や環境問題など、幅広いテーマで日本と世界が直面する課題の解決に向けて提言する新番組「GLOBAL AGENDA」をスタートさせた。

国際発信力の強化

国際社会で、日本に対する理解の促進を図り、存在感を高めていくためには、国際放送に加えて、国際戦略を強化し、コンテンツ展開など、さまざまな分野で世界に貢献することが求められる。

具体的には、質の高い大型コンテンツの国際共同制作、国際版の制作や販売、優れた放送技術の普及など、さまざまな形での国際展開を、NHKと関連団体が提携して積極的に推進すること、国際マーケットを意識した制作手法の開発など、国際展開を強化するための体制整備を推進することが必要である。

また、自然、科学、防災、教育などの放送ジャンルや放送技術など、NHKの得意分野を生かして、国際会議や研修などを通じて世界に貢献すること、世界の放送局や関係機関と連携して、映像アーカイブの保全や利活用など、文化的な貢献を強化すること、NHKの国際化への対応を進め、国際情報の収集と戦略開発への反映、国際人材の育成、NHKブランドの積極配信などを推進していくことも、これからますます重要になるだろう。

ニュース・番組や編成を充実・強化

アジアに向けて

「Trails to Tsukiji」 築地市場の食材から日本の食文化の奥深さや多様さを伝える

「Trails to Tsukiji」 築地市場の食材から日本の食文化の奥深さや多様さを伝える

「SAMURAI WHEELS」 日本車の魅力と日本ならではのクルマ文化を世界に発信する

「SAMURAI WHEELS」 日本車の魅力と日本ならではのクルマ文化を世界に発信する

「Doki Doki! ワールドTV」 おすすめ番組を紹介し、国内放送との連携をいっそう強化する

「Doki Doki! ワールドTV」 おすすめ番組を紹介し、国内放送との連携をいっそう強化する

もうひとつの重点地域はアジアである。もともと日本文化への親和性が高いアジアで、客観的で信頼度の高い情報や日本の文化を、日本に関心が高い層、人口が増えている若い世代に届けることで、日本ファンを獲得し、「NHKワールドTV」への親近感を増すことをめざしている。具体的には、ニュースに加え、先端技術や観光、食、ファッション、エンターテインメントなど、日本の文化、産業、科学技術などを発信する。中国やタイにおける取材拠点の強化を行うとともに、多彩なジャンルの番組を発信していく。

日本の地域の話題も発信

もちろん、多彩な魅力を持つ日本の各地域からの情報・話題についても積極的に発信していく。2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて、東京や各地域の多様な魅力を紹介するなど、訪日外国人の関心を高め、日本への理解と認識を促進する役割を「NHKワールドTV」は担っていく。

国内放送との連携強化

これまで、国内放送番組を英語化して海外向けに放送したり、反対に「NHKワールドTV」の番組を日本国内向けに放送したりするなど、国内放送と連携しながら「NHKワールドTV」は発展してきた。平成27年度はおすすめ番組をウイークリーで紹介する広報番組「Doki Doki! ワールドTV」を総合テレビでスタートさせ、国内放送との連携をいっそう強化することで、「NHKワールドTV」の存在感を国内外にアピールしていく。こうして、平成27年度は、アニメなど新しいジャンルにも挑戦、20番組を新設し、58のレギュラー番組で新年度のスタートを切った。

2020年に向け国内サービスも充実

2013年、日本を訪れる外国人旅行者が初めて1000万人を突破した。富士山の世界文化遺産登録、和食の無形文化遺産登録など、日本への国際的な関心は高まっている。さらに2020年に向けて「訪日外国人2,000万人」という次の段階をめざし、官民あげて訪日プロモーションが展開されている。

NHKでは、「国内でもワールドTVを見たい」という声の高まりを受け、国内ホテルの客室やケーブルテレビ局、IPTVへの配信拡充に取り組んでいる。成田に加え羽田、関西、中部の各国際空港出発ロビーにも、「NHKワールドTV」が見られる大型モニターを設置、帰国後も続けて見てもらえるようアピールしている。

2020年に向け「NHKワールドTV」は、訪日外国人への英語による重要な情報ツールとしての役割をしっかり果たしていく。

多メディアへの展開

スマートフォンへのアプリ公開で、テレビとラジオのライブストリーミングはより簡便になった。世界の視聴者からの根強い要望を受けて、2015年にはビデオオンデマンド配信(VOD)を本格的に進める。「見逃しサービス」を中心に6月から、10番組程度をまず配信開始予定。