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海外安全情報

外務省の危険情報を中心に、世界各国・地域の治安情報、災害情報、感染症情報をお伝えしています。在留邦人の緊急時のライフラインの一つとしてもご利用ください。
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地域別情報

安全情報に関しては、外務省海外安全ホームページもご参照ください

アジア・オセアニア

2018年7月17日更新

カンボジアでは、7月29日の国民議会議員選挙の投票に向けた選挙運動が行われており、不測の事態に巻き込まれないよう注意が必要です。

カンボジア

カンボジアでは、7月29日に国民議会議員選挙の投票が行われることになっていて、27日までの選挙運動期間中、各政党が各地で集会やキャンペーンの行進を繰り広げています。

カンボジア2

こうした選挙運動をめぐっては、大規模な交通規制が行われ道路の渋滞に巻き込まれるおそれがあることから、移動するときは注意が必要です。
また、カンボジアの選挙法では、カンボジアに在住する外国人が政党や候補者を支持もしくは対抗するために選挙運動に参加することを、直接的か間接的かを問わず禁止しています。
このためカンボジアの日本大使館では、選挙運動期間中や選挙後にカンボジアに渡航、滞在を予定している人に対して、次のような注意を呼びかけています。
▽選挙に関する最新の情報を入手する。
▽集会や行進など大勢の人が集まる場所には、近づかない。
▽特定の政党や候補者についての支持や非難など政治的議論は避ける。
カンボジアの日本大使館では、こうした注意を呼びかけています。

2018年7月16日更新

パキスタンでは、7月下旬に行われる州議会議員選挙の候補者を狙った自爆テロで20人が死亡する事件が起きたため、現地の日本大使館が注意を呼びかけています。

パキスタン

パキスタンでは、7月25日に議会の下院にあたる国民議会と州議会の選挙が行われるため、各政党や候補者は活発な選挙運動を繰り広げています。

パキスタン2

こうした中、7月10日夜、北西部のペシャワルで、州議会議員選挙の候補者が集会場所に到着したところ、近づいてきた男が持っていた爆発物を爆発させました。
地元の警察によりますと、この爆発で候補者本人や集会にいた人たち合わせて20人が死亡し、30人以上がけがをしたということです。

パキスタン3

亡くなった候補者は、イスラム過激派組織「パキスタン・タリバン運動」を激しく批判していたことから、警察ではこの組織のメンバーによる自爆テロと見ています。
パキスタンでは、前回、2013年の国民議会の選挙の時にも、候補者や政党事務所を狙った爆弾テロが起きています。

パキスタン4

こうした状況にパキスタンの日本大使館では、パキスタンに渡航・滞在する人に対して、不測の事態に巻き込まれないよう次のような注意を呼びかけています。
▽報道などから最新の治安情報を入手する。
▽集会やデモには決して近づかない。
▽テロの標的になりやすい政党事務所や投票所、軍・警察など治安当局の施設、宗教関連施設などにはできるだけ近づかない。
パキスタンの日本大使館では、こうした注意を呼びかけています。

中東・中央アジア

2018年7月12日更新

アフガニスタン東部で、武装グループが州政府の庁舎を襲撃して建物に立てこもり、2時間にわたって銃撃戦となって10人が死亡しました。

アフガニスタン01

アフガニスタン東部のジャララバードで11日、自動小銃などで武装したグループが州政府の庁舎の門に近づき、このうちの男1人が持っていた爆発物を爆発させた後、残りの男たちが敷地内に侵入しました。

アフガニスタン02

武装グループは州政府の建物の中に立てこもって銃撃を続けましたが、地元州政府によりますと、およそ2時間後に治安部隊が鎮圧し、これまでに10人が死亡、10人がけがをしたということです。

アフガニスタン03

ジャララバードでは今月1日、今回襲撃された州政府の庁舎から数百メートル離れた州知事公舎近くで、ガニ大統領との面会に向かっていた地元住民たちを狙った自爆テロがあったばかりで、このときは19人が死亡、20人以上がけがをしています。
現地では、反政府武装勢力タリバンや過激派組織IS=イスラミックステートとつながりのある勢力が、活動を活発化させているとみられ、治安部隊が警戒を強めていました。
日本の外務省は、アフガニスタンについて全土に「退避勧告」の危険情報を出していて、目的のいかんを問わず渡航をやめるとともに、すでに滞在している人は国外の安全な地域へ退避するよう求めています。

アフガニスタン04

2018年7月5日更新

シリア情勢の悪化に伴い、ヨルダンではテロ事件が発生する可能性が高まっているとして、日本の外務省はシリアの国境地帯への不要不急の渡航はやめるよう勧告しています。

ヨルダン

ヨルダンのシリア国境地帯では、2016年、爆弾を積んだ車両がシリア側からヨルダンの軍施設に突入して爆発し、ヨルダン軍関係者7人が死亡しました。
この事件では、過激派組織IS=イスラミックステートが犯行声明を出しました。
2017年5月15日には、地元の武装勢力をチェックするポイントに自動車爆弾による攻撃があり、数十人が死んだりけがをしたりしました。
その翌月の6月3日には、ヨルダン国境警備隊の施設が、オートバイに乗った3人組のテロリストに襲撃されましたが、交戦の末、この3人は殺害されました。
このようにシリアの国境地帯では、テロが発生する可能性が高まっていることから、日本の外務省は、この地域への不要不急の渡航を引き続き中止するよう勧告しています。
また国境地帯以外の地域についても、一部の地域でIS支持者と思われる人物によるテロ事件が起きていることなどから、渡航に際しては十分注意をするよう呼びかけています。

ヨルダン2

南北アメリカ

2018年7月18日更新

アメリカ・ハワイ島で、キラウエア火山の噴火の様子を海側から見ようとしていた観光用ボートに噴石があたり、少なくとも23人がけがをしました。

アメリカ

ハワイ島のキラウエア火山は、ことし5月の噴火以来、複数の亀裂から溶岩が吹き出て被害が拡大し、一部は海にまで到達しています。
ハワイ郡によりますと、16日朝、噴火の様子を海側から見ようとしていた観光用ボートに、飛び散った噴石があたり、ボートの屋根に大きな穴が開きました。
ボートには、乗客49人が乗っていて、少なくとも23人がけがをし、このうち20歳の女性が足に大けがをしたということです。
地元当局によりますと、このボートは沿岸警備隊が設定していた安全地帯を出ていたおそれがあるということで、警察と連携して詳しい状況を調べています。
キラウエア火山は、現在も活発な火山活動が続いていますが、地元メディアによりますと、複数の旅行会社が火山を見るための船上ツアーや空からのツアーを行っているということです。
このためハワイの日本総領事館は、こうしたツアーに参加するに当たっては、どのような安全対策が取られているかを事前に確認してから参加するよう注意を呼びかけています。

2018年7月17日更新

メキシコで、ATMで現金を引き出した日本人が、直後にナイフを持った2人組の強盗に襲われてけがをする事件が起きたため、現地の日本総領事館が注意を呼びかけています。

メキシコ

7月4日の午後9時ごろ、メキシコ中部のレオンで、日本人男性がATM=現金自動預け払い機で現金を引き出したあと、友人との待ち合わせをしていた近くの飲食店に向かいました。

メキシコ2

すると、途中で後ろから来た2人組の男たちに道をふさがれ、このうちの1人がいきなりナイフで男性の右足を刺し、男性の携帯電話とともに現金やパスポートなどが入ったバッグを奪い逃走しました。
男性は飲食店に逃げ込んで友人に助けを求めたあと救急車で病院に搬送され、命に別状はありませんでした。
このためメキシコ・レオンの日本総領事館では、メキシコに渡航、滞在を予定している人に対して、次のような注意を呼びかけています。
▽ATMや銀行を利用するときは、できるだけ利用客が多い時間帯や警備員が常駐している場所を選ぶ。
▽万一、強盗に遭遇したときは、身の安全を第1に抵抗しない。
▽相手が拳銃やナイフなどの凶器を持っているときは、急に動いたりすると攻撃される危険性が高くなるので、要求に従いゆっくり動く。
▽一般的に、抵抗しないで貴重品を渡すと危害を加えられる危険性が低くなるので、外出時は現金などは必要最小限に抑える。
レオンの日本総領事館では、こうした注意を呼びかけています。

ヨーロッパ

2018年7月13日更新

オーストリアでは、ことしダニ脳炎を媒介するダニが大量発生する見通しとなっているため、現地の大使館が注意を呼びかけています。

オーストリア01

オーストリアのウィーン獣医大学では、ドイツ感染研究センターの研究報告に基づき、ことしはオーストリアでダニ脳炎を媒介するダニが大量発生する見通しであることを明らかにしました。
ダニ脳炎は、ウイルスを持つダニにかまれることによって、感染します。
またこのウイルスに感染した動物から生産された乳製品からうつることもあります。
症状は、4日から28日間症状がない期間があったあと、頭痛や筋肉痛、それにけん怠感や発熱などの症状が見られ、悪化すると脳に障害が出て、呼吸ができなくなることがあります。
そして重症になると死亡することや、後遺症が残ることがありますが、ダニ脳炎の治療方法はまだ分かっていません。
このためオーストリアの日本大使館は、ダニ脳炎の感染を防ぐため、次のような注意を呼びかけています。
▽唯一の予防方法であるダニ脳炎のワクチンの接種を受ける。
▽ワクチンの接種を受けていない場合は、草むらなどには入らない。
▽屋外ではダニに刺されないような服装を心がけるとともに、虫よけのクリームなどを塗る。
オーストリアの日本大使館は、このような注意を呼びかけています。

オーストリア02

オーストリア03

2018年6月15日更新

ハンガリーでは、ニセ警察官による窃盗事件が起きています。

ハンガリー

具体的なケースです。
道路上で、外国から来たという男から英語で話しかけられました。
そこへ、突然別の男が、警察手帳のようなものを見せて英語で話しかけ、身分証と財布を見せるように指示しました。
観光客の男が真っ先にこれに応じたので、これにつられるように自分の財布を渡したところ、警察官と称する男は、中身を確認した上で財布を返しました。
しかし、あとで財布の中身を確認したところ、現金が抜き取られていたことに気づきました。
警察官と称する男と観光客と名乗った男は、共犯だったとみられています。
こうした被害にあわないために外務省は、次のような注意を呼びかけています。
▽警察官は身分証と警察バッジの両方を提示する義務があるので、よく確認できなかったときには、再度提示を求める。
▽過去には、「ブダペストに住んでいる親戚に電話する」と言って、携帯電話を取り出したとたんに逃げ出したケースもあることから、警察官と名乗る男に不審な点があれば「ここではなく警察署で確認して欲しい」とか「日本大使館に連絡してほしい」と言って冷静に対処する。
このような注意を呼びかけています。

アフリカ

2018年7月18日更新

アフリカ西海岸のリベリアは、治安は比較的安定しているものの、マリへのPKO・国際平和維持活動で軍を派遣しているため、イスラム過激派の報復テロの恐れがあり、日本の外務省が注意を呼びかけています。

リベリア

リベリアでは、14年間の内戦のあと2005年の大統領選挙で、アフリカで初めての女性大統領が誕生して、国際社会の支援を受け、国家再建に取り組んだ結果、治安状況は安定しています。
今のところ、国内には、反政府組織や国際的なテロ組織の活動はありませんが、近隣のアフリカ西部地域では、2015年11月、マリの首都バコマで、2016年1月にはブルキナファソの首都ワガドゥグで、また3月にはコートジボワールの観光地グラン・バッサムでイスラム過激派によるテロ事件が起きて、多数の死傷者が出ました。
また、リベリアは、PKO・国際平和維持活動として、マリに軍隊を派遣しています。このため、マリのイスラム過激派が、リベリア国内で報復テロを起こす可能性は否定できません。
首都モンロビアは人口が過密状態で、失業率が高いことを背景に強盗などの犯罪が多発しています。
こうした状況を受けて、日本の外務省は、リベリア全土に「十分注意」の危険情報を出して注意を呼びかけています。

リベリア2

2018年7月11日更新

アフリカ西海岸のガーナでは、北部地方で首長の権限をめぐる対立や部族間の衝突が起きるなど治安が不安定なため、日本の外務省は注意を呼びかけています。

ガーナ01

ガーナは、西アフリカ諸国の中では治安情勢が比較的安定しているといわれています。
しかし、北部州やボルタ州では、2017年に首長の権限をめぐる争いから、死傷者が出たほか、部族間の争いや政党間の衝突が起きているため、治安当局は、衝突が起きた地域に夜間外出禁止令を出しました。
また、ガーナでは、2014年から物価高や公共料金の値上がりを受けて、国民の生活は困窮を極めており、些細なことをきっかけに暴動などの混乱が発生する可能性があります。
こうした状況を反映して、首都アクラ市をはじめ各地で外国人に対する強盗や器物破損、それに詐欺や襲撃事件などが多く発生しています。
一方、ガーナでは、いまのところ反政府組織や国際テロ組織による活動は確認されていませんが、アフリカ西部ではここ数年、マリやブルキナファソ、コートジボワールで、イスラム過激派組織によるテロ事件が発生していて、ガーナもこうした近隣諸国の影響を受ける心配があります。
このため日本の外務省は、ガーナについて、全土に「十分注意」の危険情報を出しています。

ガーナ02