ベルギー首相を経てEU大統領に

EU=ヨーロッパ連合のシャルル・ミシェル大統領はベルギー南部ナミュール出身の47歳。23歳でベルギーの下院議員に当選するなど若いころから政治にたずさわり、38歳でベルギーの首相に、43歳でEUの大統領に就任しました。ベルギーの首相を務めていた2016年には、首都ブリュッセルの地下鉄の駅や空港で相次いだ爆発で32人が犠牲になるテロ事件が起き、対応に追われました。去年5月、日本とEUの定期首脳協議のために来日した際には、広島にも足を運んで原爆資料館を訪れました。ミシェル氏は弁護士でもあり、3人の子どもの父親です。EUの大統領は加盟国の首脳会議で議長を務め首脳間の調整役を務めるとともに対外的にEUを代表する役割も担っています。
