このページにきてくれて
サンキュー!
夏休み楽しんでるか?
まずは、この歌を聴いてくれっパ!
水難事故防止ソング
〝カッパは知っている〟
作詞/さくらいようこ 作曲/サキタハヂメ
うた/ミドリーズ コーラス/J-POP CLASSIC CLUB TOKYO
演奏/こまっちゃクレズマ アニメーション/坂井治
聞いてくれてサンキュー!
ここから、サイトウ先生と一緒に
〝水の怖さ〟学んでいくっパ!
カッパくんよろしく!
水辺で遊ぶときには
〝溺れたらどうする?〟よりも
覚えてほしいことがいっぱいあるよね
そのとーりっパ!
これからお話しすることは
大人が一緒にいるときの注意点だ
それよりも、一番始めに
必ず守らなきゃいけないことは?
子どもだけで
水辺の近くに行かないことっパ!
そのとおり!
大人は、何十回でも何百回でも
子どもが中学生になっても、高校生になっても
言い続けるっパ!
そうしたら
水辺での注意点をみていこうか
♪大人は 準備をしてるけど♪
♪一足お先に ヒアウィーゴー!♪


川だ!私が一番乗りだ―!!
ちょっと待って!!!
水辺につくと「早く遊びたい!」よね
わかるわかる、水遊びは楽しいっパ
昨日の夜から
楽しみでしょうがなかったんだもん
ただそうやって
子どもだけで川に入って
いきなり深みで溺れてしまう
ということが多いんだ
帰る間際も注意!
大人は、後片付けで忙しい
そんなときに溺れても
気づいてもらえないかも
片付けを手伝うよりも
遊んでる方が楽しいし
って思っちゃうなぁ
〝水辺に慣れてきた〟
〝最後にちょっとだけ〟
という気持ちには注意っパ!!!

♪おっとサンダル脱げちゃった♪
♪取り戻さなきゃ ヒアウィーゴー!♪
やばっ、サンダルが!
待ってくれー!
ちょっと待って!
追いかけちゃダメっパ!!
大人でも沈む深み 急に押し寄せる波
サンダルや帽子 おもちゃが流されても
決して追いかけないようにね
だって、流されたなんて言ったら
母ちゃんに怒られるよ
サンダルより
君の命の方が大事っパ!
みんなの方から
「サンダルが流されても、
追いかけちゃだめなんだよ」
って、大人に教えてあげようか
そりゃいい!
そんなことも知らないの?って
言ってやるっパ
これはNHKの潜水カメラマンと
川で行った実験の様子だよ

水辺から〝5歩〟で
あっという間に沈んでる
もしこれが僕だったら
ううう
浅そうとか、流れが緩やかに
見えるとか そんな油断で
人は一瞬で溺れてしまうんだ
♪浮き輪があるから安心だ♪
♪このまま揺られてヒアウィーゴ―!♪
気づいたら
岸がずーっと遠くになっちゃった!
〝離岸流〟というのは
海岸へと打ち寄せた波が
沖へ戻ろうとして発生する流れのこと
1秒間に2メートル以上
流されることもあるんだ
早く戻らないと!
思いっきり泳げば
なんとかなるかも
ちょっと待って!
逆に、疲れて溺れる可能性が
高くなるっパ
こんな時は
落ち着いて 呼吸を確保し
助けを待とう
浮いていれば、救助はくるっパ
こんなことが起こるかも。って
海に入る前からみんなで話していたら
焦らずにすむかも

浜にいるときも
誰かが溺れているかもと思ったら
すぐライフセーバーや監視員を呼ぶっパ
みんなだって
だれかの命を救えるんだっパ!

当たり前だけど
監視員などの目の届く範囲で遊ぶ
というのが大事だね
もしもの時の
118番(海上保安庁)や119番(救急)
も忘れるなよ
リスクを減らすには
〝子どもから「目を離さない」ではなく「水辺では子供と一緒に遊ぶ」〟
海や川で溺れるのは一瞬の出来事です。だからこそ、実は子どもから「目を離さない」では足りなくて「子どもと一緒に川に入って遊ぶ」ことを、親が心がけることが大切です。そうすれば、子どもが万が一溺れそうになっても、目の前にいる親がサポートすることができます。
「水深はひざ下まで」&「ライフジャケット着用」を
人は腰より深いところだと、川の流れの影響を強く受けるようになります。「ひざ下まで」の水深で遊んでいれば、流れの影響も少なく、急な深みにはまる可能性も少なくなります。それでも、もしもの時のためにはライフジャケットを着用して、安全を確保することが大切です。

これまたゾッとする動画だ
叫んだら溺れる
これは覚えていてほしいっパ
大切なのは、この3つ!
①落ち着いて
②呼吸に集中
③救助を待つ

溺れている人が周りにいたら
飛び込んで助けたくなる
気持ちはわかる
でも、特別な訓練を受けた人でないと
準備もなく水面で浮いている人を
助けることはほぼ不可能なんだ
それでも
周りの人ができることは
いっぱいあるっパ!
そうだよね
下のことはよく覚えておいて
①まずは、118番(海上保安庁)や119番(救急)に救助を求める。
②その上で、浮いている相手が “落ち着いて、呼吸の確保に集中できる”よう、「そのままで大丈夫!」「ういてまて!」「救助を呼んだ!」「あと5分がんばれ!」といったような、このまま呼吸をしていれば大丈夫だと安心できるような、短い言葉で呼びかける。
もう、みんなはわかってると思うけど
「ういてまて」は最後の手段
みんなで注意しあうっパ!
・
・
・
・
先生、きょうはありがと
けど、なんだか覚えることが
いっぱいで少し疲れたっパ
そんな時は、まずは1つだけ
水辺に近づくときは、子ども大人も?
ちょっと待って!
っパね
水は、怖いんだ
ということを思い出してね
そして、川や海に向かう途中では
この曲をみんなで何度も聴くんだぞ
水辺での遊びを、
最高の思い出にしようっパ♪
◎関連リンク
川や海で大切な命を落とさないために、いま知っておきたい隠れた危険を伝えます。
◎カッパは知っている
作詞/さくらいようこ 作曲/サキタハヂメ
うた/ミドリーズ コーラス/J-POP CLASSIC CLUB TOKYO
演奏/こまっちゃクレズマ アニメーション/坂井治
1 キラキラ水面(みなも)が きれいだな
きょうは 楽しい水遊び
大人は 準備をしてるけど
ひと足お先にヒアウィーゴー!
待って待って!ちょっと待って! カッパです!
大人が見てないところで うき具つけずに 遊んだら
おぼれちゃうので ちょっと待って!
カッパカッパ キュッキュッ キューアール!
カッパは こわさを知っている
2 サラサラ流れが 気持ちいいな
きょうは 楽しい川遊び
おっとサンダルぬげちゃった
取りもどさなきゃなヒアウィーゴー!
待って待って!ちょっと待って! カッパです!
川は急に深くなる そのまま追っかけ 進んだら
おぼれちゃうので ちょっと待って!
カッパカッパ キュッキュッ キューアール!
カッパは こわさを知っている
3 プカプカ波は おもしろそう
きょうは 楽しい海遊び
うきわがあるから安心だ
このまま ゆられてヒアウィーゴ―!
待って待って!ちょっと待って! カッパです!
こんなふうに波があるときは どんどん沖に流されて
おぼれちゃうので ちょっと待って!
カッパカッパ キュッキュッ キューアール!
カッパは こわさを知っている
水に入る前 ひと呼吸
水のキケンを 思い出そう
カッパは こわさを知っている
カッパは こわさを知っている
(カッパカッパ キュッキュッ キューアール!
カッパカッパ キュッキュッ キューアール!)
水難学会 斎藤理事 メッセージ
海や川は、自然の魅力に触れ合えるすばらしい場所です。一方で、さまざまな危険が潜んでいます。当たり前ですが、「人」は「魚」のように、水の中では生きることはできません。
歌でカッパがさけぶ「ちょっと待って」は、水に入る前のキーワード。
「一呼吸」して、いまいちど「水の危険」を思い出しましょう。親子でどこが危ないかを確認し合いながら、ルールを決めましょう。帰り道「今日は楽しかったね」と、笑顔で言い合えることが、何よりも大切です。