風疹の最新ニュース

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新潟県で風疹で障害の赤ちゃん初報告 2014年03月26日

風疹の流行で、妊娠中の女性が感染すると赤ちゃんに障害が出る「先天性風疹症候群」に新潟県内の赤ちゃんが初めて診断されました。
新潟県は妊婦への感染を防ぐため妊娠を希望する女性や特に免疫がない人が多い成人の男性はワクチンを接種するよう呼びかけています。

 

風疹は妊娠中の女性が感染すると赤ちゃんの心臓や目、耳などに障害が出る「先天性風疹症候群」になるおそれがあります。
新潟県によりますと、全国的に風疹が流行するなか、3月中旬に生まれた男の赤ちゃんが県内では初めて「先天性風疹症候群」と診断されたということです。おととしからの風疹の流行で障害が出た赤ちゃんは全国で44人に上ります。

 

県によりますと、赤ちゃんの母親は幼い頃にワクチンを接種していましたが、接種から長時間がたっているため免疫が下がり、感染した可能性が高いということです。
新潟県は妊婦への感染を防ぐため妊娠を希望する女性や特に免疫がない人が多い成人の男性は、ワクチンを接種するよう呼びかけています。