11年前の東日本大震災で、多くの人が犠牲となった“場所”があります。
グループホームや特別養護老人ホームといった高齢者の入所施設です。自力では避難が困難な高齢者を津波から守ることがいかに難しいか、その現実を震災は突きつけました。
高齢者の施設の安全性は、今どうなっているのでしょうか。
今回、全国の施設のデータを独自に分析した結果、3800か所もの施設が、津波の浸水リスクがある場所に建てられていることが判明。さらに、その半数近くは、東日本大震災のあとに開設されていたことも分かりました。
地図上の赤い点が、津波で浸水するリスクがある高齢者施設です。クリックすると施設の個別データが表示されます。
海岸線の青い部分は浸水のリスクがあるエリア。
白い点は解説記事です。
(解説が表示されないときはマウスや指で地図を拡大してください)
タップすると消えます
市区町村内で、浸水リスクがある施設のデータを「合計した値」を表示しています。