10年間の支援についてどう思いますか？

住宅や宅地造成に関する支援への評価

「仮設住宅」「災害公営住宅」「高台造成・かさ上げ」といった支援の「手厚さ」について聞きました。

支援の「手厚さ」

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  仮設住宅

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  災害公営住宅

• 

  高台造成・
  かさ上げ

• 十分

• 不十分

• 無回答

いずれの場合も支援は「十分」が「不十分」を上回りました。
一方で、「スピード」については、評価が分かれました。

スピード

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  仮設住宅

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  災害公営住宅

• 

  高台造成・
  かさ上げ

• 早い

• 遅い

• 無回答

社会部記者
齋藤 恵二郎

「仮設住宅」では「早い」が多く、「災害公営住宅」では「遅い」が多くなりました。差がはっきりと出たのは「高台造成・かさ上げ」で、「遅い」が「早い」を大きく上回りました。

高台造成・かさ上げ（岩手県）

• 早い

• 遅い

• 無回答

さらに、県別で見ると「岩手県」では「遅い」という評価がおよそ７割に達しています。
岩手県では高台の造成に時間がかかり、東北３県で最後に造成が完了した場所も岩手県陸前高田市でした。

金銭的な支援についての評価

「グループ補助金」「被災者生活再建支援金」「医療費や税の減免」といった金銭的な支援についても「手厚さ」と「スピード」の評価を聞きました。

グループ補助金

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  手厚さ

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  スピード

被災者生活再建支援金

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  手厚さ

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  スピード

医療費・税減免

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  手厚さ

• 

  スピード

いずれも「手厚さ」は「十分」、「スピード」も「早い」という評価が過半数となりました。
一方で、アンケートでは、震災から１０年が経過したあとも、継続した支援を求める声や、今後も十分な支援が受けられるのかを不安視する声が寄せられました。中でも「医療費の減免」については、「助かった」という声の一方で、期間の延長を求める声が多く寄せられました。

「見守り活動」などの支援への評価

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  手厚さ

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  スピード

この１０年間の行政やＮＰＯの支援についても聞きました。
仮設住宅や災害公営住宅などで孤立を防ぐための「見守り活動」といった支援を受けた人にたずねると、「手厚さ」と「スピード」ともに７割が高く評価をしていました。被災者からは今後も継続した支援を求める声が寄せられました。