科学と文化のいまがわかる
文化
2022.12.27
2022年、文化や芸能などの分野でも著名な方々の訃報が相次ぎました。
「ドカベン」や「あぶさん」など野球を題材にした漫画で世代を超えて人気を集めました。
中でも「ドカベン」は甲子園で活躍する高校球児・山田太郎を主人公に、シリーズの連載は40年以上にわたって続きました。
子ぐまが主人公のイギリスの児童文学「くまのパディントン」や、「ミッフィー」の名前で知られる「うさこちゃん」のシリーズの翻訳を手がけ、子どもたちに広く親しまれました。
一橋大学在学中に小説「太陽の季節」で芥川賞を受賞し、一躍文壇の寵児に。
政治家としても東京都知事や運輸大臣などを務めました。
甘いマスクと哀愁を感じさせる独特の雰囲気で「御三家」の1人として一世をふうびしました。
「星のフラメンコ」などのヒット曲でも知られています。
鉄道や観光地を舞台にしたいわゆる「トラベルミステリー」の第一人者として、数多くの作品を発表しました。
戦後を代表する二枚目俳優として、映画や舞台、テレビなどで幅広く活躍。
怪獣映画「ゴジラ」では、ゴジラに立ち向かう青年の役を演じました。
日本を代表する漫画家として「忍者ハットリくん」や「怪物くん」、それに「プロゴルファー猿」など、個性豊かなキャラクターで数々のヒット作を生み出しました。
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1961年に映画「あれが港の灯だ」で俳優としてデビュー。
味わいのある演技で数々の映画やテレビドラマに出演しました。
「日本野鳥の会」の会長を長年務めるなど、自然愛好家としても知られました。
精かんな雰囲気で数多くの映画やドラマに出演し、栄養ドリンクのCMなどでも親しまれました。
3人組のお笑いグループ「ダチョウ倶楽部」のメンバーとして、バラエティー番組などで活躍しました。
「マジンガーZ」や「秘密戦隊ゴレンジャー」など、アニメや特撮作品の音楽を数多く手がけ、独特のメロディーは「宙明節」と呼ばれ、国内外で高く評価されました。
ハスキーで力強い歌声で「哀しみのオーシャン」や「ボヘミアン」などのヒット曲を生み出し、日本の女性ロック歌手の先駆けとして人気を集めました。
「走れコウタロー」などのヒット曲で知られ、テレビやラジオで司会やコメンテーターとしても活躍しました。
映画「犬神家の一族」や、ドラマ「白い巨塔」など数多くの作品に出演。
1980年にはアメリカのテレビドラマ「将軍 SHOGUN」に出演するなど、国際的にも活躍しました。
デザイン性と機能性をあわせ持った革新的な衣服を次々と世に送り出してきました。
パリやニューヨークでも作品を発表し、日本の伝統美と新素材との融合を図った斬新なデザインで世界的に注目を集めました。
蝶をモチーフにしたデザインなどで知られ、日本人として初めてパリの高級注文服の組合、オートクチュール組合の会員になるなど、日本を代表するファッションデザイナーとして国際的に活躍しました。
愛きょうのある芸風と独特の“だみ声”で親しまれ、四代目三遊亭金馬として長く活躍しました。
テレビドラマ「横溝正史シリーズ」の金田一耕助役や、「金曜日の妻たちへ」での女性を惑わす二枚目の役など、人間味あふれる演技で幅広い人気を得ました。
テレビの演芸番組などで長年にわたり活躍し、毒舌のキャラクターでお茶の間の人気を集めました。
日本のプロレス界、格闘技界を長年にわたりけん引し、国会議員としても活動しました。
「ザ・ドリフターズ」のメンバーとして国民的な人気を博し、体操を取り入れたコントなどで親しまれました。
民放の人気ドラマ「太陽にほえろ!」で刑事役としてデビューして人気を集め、その後もテレビや映画、それに舞台など幅広く活躍しました。
親しみやすい人柄で、妻でタレントの榊原郁恵さんとのおしどり夫婦としても知られました。
「月はどっちに出ている」や「血と骨」などの作品で知られ、日本映画監督協会の理事長も務めました。
「マジンガーZ」「バビル2世」「宇宙海賊キャプテンハーロック」など数々のアニメの主題歌を歌い、「アニメソングの帝王」と呼ばれました。
人気映画「男はつらいよ」シリーズなど、味のある演技でさまざまな映画やドラマに出演しました。
ドラマーとしてだけでなく、ヒット曲「Romanticが止まらない」ではリードボーカルを担当しました。
今村昌平監督の映画「楢山節考」での演技が高い評価を受けるなど、数多くの映画やテレビドラマに出演しました。温かみのある山形弁の語り口で親しまれ、バラエティー番組などでも活躍しました。