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この素朴な風景は今 ウクライナ抑留画が伝えること

2022.04.29 :

一面のひまわり畑で、子ヤギを追う幼い少女。
第2次世界大戦後のウクライナ東部にあった景色です。

今、この地に、ロシア軍の戦車が入っています。

絵を描いたのは、戦後のシベリア抑留でウクライナなどに収容された男性。
去年、97歳で亡くなりました。
現地での体験を後世に伝えようと、生涯、絵を描き続けました。

残された絵は今、何を訴えているのか、改めて見つめました。

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名古屋放送局 記者

河合哲朗

2010年入局。前橋局・千葉局を経て、2015年から科学文化部で文化取材を担当。文芸・文学史、音楽や映画、囲碁・将棋などを取材。現在は名古屋放送局で、文化をはじめ幅広い分野の取材を担当。

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