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住宅修理 “保険金使える” に注意!!

2021.07.15 :

住宅修理について、老朽化が原因にもかかわらず、「台風の被害ということにすれば必ず保険が通る」などとウソのうたい文句で悪質業者から勧誘されたなどの相談が相次いでいるとして、国民生活センターが注意を呼びかけています。

国民生活センターによりますと住宅修理サービスに関する相談のうち「保険金が使える」などと勧誘されたケースは、令和2年度5400件余りと前の年のおよそ2倍に増加し、過去最多となっていて、令和3年度は前年度をさらに上回るペースとなっています。
具体的には、
老朽化が原因にもかかわらず業者が「台風の被害ということにすれば必ず保険が通る」などと、しつこく勧誘してきたケース
「火災保険で修理できる」と説明を受けたにも関わらず、保険金が全くおりなかったケース
台風のあと訪問してきた工務店の関係者が壊れていない屋根瓦を外し、保険会社には「黙っているように」と指示してきたケース
などがあったということです。

このほか、
住宅修理の無料診断ができると宣伝していた業者に調査を依頼したところ「火災保険の対象だ」と説明され、保険申請サポートの契約を結んだところ調査費用として、およそ50万円を請求されたケースなど
手数料や解約料の名目で高額な費用を求められたという相談も寄せられています。
国民生活センターは、老朽化による住宅の損傷は保険金支払いの対象とならず、ウソの申告して保険金を請求した場合、保険契約を解除されたり、消費者自身が詐欺罪に問われたりするおそれがあると指摘しています。

その上で、「保険金を使って住宅修理ができる」と勧誘されても事業者の説明をうのみにせず、保険会社や別の業者に相談するなど慎重に契約するよう注意を呼びかけています。
NHKでは、住宅の修理で「火災保険が使える」などと勧誘を受けてトラブルになったケースを取材しています。
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科学文化部記者

秋山度

 

2012年入局。中学のときに「元素周期表」を覚えるのにハマったのをきっかけに科学の道へ。

大学では生物学を専攻し「生命の神秘」と「社会の不条理」を知る。

科学の魅力などを伝えたいと思い、記者になってからは福井局・水戸局を経て、2019年から科学文化部。

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記事の内容は作成当時のものです

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