100年後はスペースコロニーで暮らしているかもしれません。
理化学研究所は100年後の暮らしがどうなっているか、有識者から意見を聞いて報告書にまとめるプロジェクトを進めていて、6日は宇宙分野について宇宙飛行士らが予想を語りました。

理化学研究所は100年後の社会経済の姿をイメージしようと、おととしからさまざまな分野の有識者を呼んで意見を聞いています。
6日は「宇宙」について会合が開かれ、宇宙飛行士の向井千秋さんや大学や企業の研究者など25人が予想を語りました。
それによりますと技術の進歩で100年後には宇宙に「スペースコロニー」が完成し、一般人が生活している可能性があるということです。
また、自分は地球にいながら分身の「アバター」が宇宙で仕事をしているかもしれないということです。
こうした会合はすでに6回開かれていて、100年後には薬の開発はすべてロボットが行い、化石燃料に代わって二酸化炭素が飛行機などの燃料に使われていて、空気の中の炭素を利用して、ものづくりが行われているといった予想も示されたということです。
理化学研究所は年内に報告書をまとめる方針で、担当の岸本充主幹は「未来を具体的に示すことでいま何をするべきかが検討ができる。長期的な政策や投資などに生かしてもらえるよう引き続き意見を集めていきたい」とねらいを話しています。
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6日は「宇宙」について会合が開かれ、宇宙飛行士の向井千秋さんや大学や企業の研究者など25人が予想を語りました。
それによりますと技術の進歩で100年後には宇宙に「スペースコロニー」が完成し、一般人が生活している可能性があるということです。
また、自分は地球にいながら分身の「アバター」が宇宙で仕事をしているかもしれないということです。
こうした会合はすでに6回開かれていて、100年後には薬の開発はすべてロボットが行い、化石燃料に代わって二酸化炭素が飛行機などの燃料に使われていて、空気の中の炭素を利用して、ものづくりが行われているといった予想も示されたということです。
理化学研究所は年内に報告書をまとめる方針で、担当の岸本充主幹は「未来を具体的に示すことでいま何をするべきかが検討ができる。長期的な政策や投資などに生かしてもらえるよう引き続き意見を集めていきたい」とねらいを話しています。