文化

囲碁 井山裕太四冠 七大タイトル戦の連続出場 29で途切れる

囲碁 井山裕太四冠 七大タイトル戦の連続出場 29で途切れる

2019.04.23

囲碁の井山裕太四冠が、七大タイトルの1つ、碁聖戦の挑戦者を決める対局に敗れ、最長記録の更新を続けてきた七大タイトル戦への連続出場は、「29」で途切れることになりました。

井山裕太四冠(29)は23日、大阪で、囲碁の七大タイトルの1つ、碁聖戦の挑戦者を決めるトーナメント戦の準決勝に臨み、一力遼八段(21)に敗れました。

日本棋院によりますと、井山四冠は平成27年の本因坊戦から挑戦者やタイトル保持者として七大タイトル戦への連続出場を続け、2度の七大タイトル独占を挟みながら最長記録を更新して、その数を「28」に伸ばしていました。

井山四冠は来月開幕する本因坊戦にタイトル保持者として臨むことが決まっていますが、23日、敗れたことでその後行われる碁聖戦への出場ができなくなり、連続出場は「29」で途切れることになりました。

日本棋院によりますと、七大タイトル戦への連続出場はこの記録が突出し、2位も井山四冠が持つ「10」となっています。

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