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さらに強力「アフリカ豚コレラ」アジアで拡大 日本も警戒を

2019.03.03 :

豚の伝染病の豚コレラが5つの府県で発生しましたが、さらに感染力が強い別の豚の病気、「アフリカ豚コレラ」が、先月からベトナムの養豚場で相次いで感染が報告されるなどアジアで拡大し、農林水産省は関係者に警戒を呼びかけています。

アフリカ豚コレラは岐阜県など5つの府県で発生した豚コレラとは全く違う豚の病気で、ヒトには感染しませんが、豚には極めて強い感染力があり、感染すると発熱や出血などの症状が出てほぼすべてが死ぬため、現時点で最も警戒されています。

もともとアフリカ大陸で散発的に感染が起きていましたが、12年ほど前に東ヨーロッパやロシアなどで発生し、去年8月、初めて中国で発生すると、中国国内のおよそ130か所の養豚場などに拡大し、モンゴルでも発生が確認されました。

先月からベトナムの養豚場でもアフリカ豚コレラの感染が相次いで確認され、先月27日の時点で10か所以上の施設で発生が報告されています。

農林水産省はベトナムから日本に来る飛行機の利用客に対して、許可なく肉を持ち込まないことなどを呼びかけるとともに、動物検疫所の探知犬や職員を増やして対策を強化しています。

農研機構=農業・食品産業技術総合研究機構の山川睦海外病研究調整監は「アジアで豚に対する感染が拡大しているため日本に入るおそれが高まっている。養豚場での衛生管理もこれまで以上に徹底してほしい」と話しています。
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