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AIを超えた!? サッカーW杯 日本代表

決勝トーナメント進出に向けた戦いがまさに佳境を迎えているサッカーワールドカップ、ロシア大会。日本代表の活躍で、国内での盛り上がりも増すばかりです。ワールドカップでは、毎回、大会前から多くの事前予想が出て話題を呼びますが、最近では、AI=人工知能も予想を試みています。日本代表の活躍は、AIの予想の範囲にあったのでしょうか?

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AIがサッカーの試合結果を予想するって、いったいどうやってるんですか?

今回紹介するのはアメリカの投資銀行「ゴールドマン・サックス」が行ったAIによる予測。リポートによると、その手法は、「チームの特性や個々の選手、最近のチームの成績に関するデータを4つの異なる機械学習のモデルに学ばせ、各試合のゴール数を分析させる」「トーナメントの進行を100万回シミュレーションする」といった説明がされているわ。

その結果、優勝の可能性が最も高いのは、ブラジルで18.5%。次いでフランスが11.3%。ドイツが10.7%とはじいている。

うーん。手堅い予想のように見えると言えば見えますが… ちなみに、日本の優勝確率は?

0.4%と予測しているわ。

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なんともコメントしづらい数字ですね。

今回の予測では、1次リーグの勝敗予想や突破確率の計算もしている。それによると、日本のグループHでの成績予想は、0勝2敗1分け。コロンビアとポーランドに敗れ、セネガルと引き分けるという内容。

セネガルとの引き分けは予測どおりだけど、日本はコロンビアに勝ちましたから、すでにAIの予測を上回る成績をあげてるんだ。やりましたね!

そうね。日本の1次リーグ突破の確率は36.5%。ベスト8進出の可能性が12.8%とされているけど、これからもAIを上回る躍進を期待したいところよね。

AIと言えば、最近は毎日のようにニュースで耳にします。将棋ではAIを活用したソフトがプロ棋士を負かす腕前になっていると言いますけど、サッカーのような競技の予測はまだまだ難しい面もあるんでしょうね。

ほかの代表チームの1次リーグの勝敗予想を見ても、ドイツやアルゼンチンを3勝0敗と予測するなど、AI予測には苦戦の様子もうかがえる。将棋の指し手を読むようにサッカー選手の動きを読むというわけには、まだいかなさそうね。

でもAIは、社会のあらゆるところで活用が進んでいるから、予測モデルもどんどん進化するでしょうね。次回、次々回のワールドカップではもっと正確な予測があらわれて、トップ選手の華麗な美技だけでなく、AIの進化ぶりにも目をみはるようになるのかもね。