平成 最も人気があった「子どもの名前」は?

「翔太」と「美咲」。平成の30年間を通じて最も人気があったという男の子、女の子の名前です。両親や祖父母が将来への願いや思いを込めて付ける子どもの名前。それは、ときどきの世相をあらわす「時代の映し鏡」でもあります。
人気の名前、毎年発表されていますよね。
生命保険大手の明治安田生命が、契約者の情報をもとに調査しているの。ことしは平成最後の発表になるとあって、この30年間の名前のランキングもまとめた。


男の子は「翔」の字が多い印象ですね。
「翔」の字は、昭和57年に初めてベスト10に入ったあと、平成に入ってさらに人気を高めたそう。担当者は、新たな元号のもと、「未来へ大きく羽ばたいてほしい」という願いを込める親が多かったのでは、と話している。
女の子はと言うと、昭和61年に「子」を使った名前がベスト10から消えて、名前の“子離れ”は昭和の終わりには定着していたとのこと。「美咲」は平成3年から6年連続トップになるなど、平成の前半に特に人気があったそう。この10年ほどは、「結月(ゆづき等)」「結菜(ゆいな、ゆな等)」など、「結」という字を使った名前も人気で、担当者は、大きな自然災害などが相次ぐ中で、人と人とのつながりを大切にする親が多いのでは、としている。
平成の間は、「キラキラネーム」なんて呼ばれる珍しい名前が増えたとも言われていますよね。
この会社は人気の高い名前を調べているので、珍しい名前は調査結果として現れては来ないけど、「音の響きから名前を付ける傾向が強まって、漢字の表記や読み方がいっそう多様化した」と話している。人とは違う、独自の名前にしたいと考える親が多くなったと言えそうね。
注目したいのは、皇室の慶事があると、関わりのある漢字の人気が高まること。昭和も平成も変わらない傾向としてあるようね。
その意味では、元号が改められる来年も、名前の人気に影響がありそうですね。
そうね。「この年に生まれたからこそ」という名前は昔から見られるの。過去の改元を振り返ると、こんな結果もあった。

来年も、新しい元号にちなんだ名前や新しい時代の始まりを意識した名前が増える可能性があると会社は話しているわ。
名前を付ける親御さんの思いが来年の調査にどんな風に反映されるのか、楽しみですね。
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