NEW2017年12月22日

ゆうパック配達遅れ 年末年始は大丈夫?

宅配便業界で深刻な人手不足が続く中、日本郵政は12月に入って「ゆうパック」の配達で最大で半日程度の遅れが出ていると発表しました。これから年の瀬を迎え、影響は広がらないのでしょうか。

「ゆうパック」の配達が半日程度、遅れるケースが出ていると発表されました。ネット上では、現場の社員を名乗る人の悲痛な叫びが話題になっていますね。

人手は減っているのに荷物が増えて、現場はパンクしているという書き込みだよね。忙しいのに朝礼で長々とあいさつする管理職への恨み言もあれば、苦情の対応にあたる管理職の人の嘆き節もあって、切ないね…。

毎年、この時期は忙しいと思いますが、ことしは大変だという声が特に目立つ気がします。

ことしは荷物が例年より2割も多いんだって。宅配便業界では、10月から11月にかけて、最大手のヤマト運輸と2位の佐川急便が相次いで値上げをしたけれど、日本郵便は、来年3月まで値段を据え置いたの。

人気は高まったけれど、その分、仕分けの作業が追いつかないケースが出ているんだって。アルバイトを増やそうともしたけれど、人手不足はいろんな業界で起きているから十分に確保できなかったんだって。

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お歳暮にクリスマス、おせち料理や年賀状の仕分けもあるし、年末年始、配達はできるんでしょうか?

荷物の量は12月中旬がピークで、年末のアルバイトは確保しているから、広い範囲での遅れは出ないと会社は説明しているよ。ただ、いつもの年末年始と一緒で、高速道路の渋滞や航空機の貨物量の制限で最大で2日程度の遅れが出るおそれはあるということ。いずれにしても、再配達の手間を増やさないように、私たちも気をつけないとね。

気をつけます、先輩! でもネット通販の利用はこれからも増えるでしょうし、人手不足の問題は深刻ですね。

日本郵便でいえば、メールの普及で郵便事業の先細りが続いているし、宅配便でシェアを伸ばす意気込みで思い切った投資が必要なのかもしれないね。