ジョー・バイデンJoe Biden

前副大統領

顔写真:ジョー・バイデン(Joe Biden)

ジョー・バイデン氏は、東部ペンシルベニア州出身。

オバマ前政権では、2009年から8年間、副大統領を務めた。

それまでは、36年にわたって東部デラウエア州の上院議員を務めた、民主党中道派の重鎮。大統領選挙に立候補したのは2019年4月。

抜群の知名度と豊富な政治経験があり、穏健派で労働組合からの支持も厚いことなどから、優位な選挙活動を進めている。
しかし、76歳という年齢がネックになっていて、当選したとしても任期を全うできるか、不安視する声もある。

これまで、1988年と2008年にも大統領選挙に立候補したが、演説の盗用疑惑が指摘されたほか、オバマ氏やクリントン氏を相手に支持率を伸ばすことができず、途中で撤退している。

上院議員に当選直後、当時の妻と1歳の娘を交通事故で亡くした。
その際、同乗していた息子2人は、就任式の際、入院していたことから宣誓を病室から行っている。この事故で助かった長男は、2015年に脳腫瘍で死去した。

バイデン氏は、失言が多いことでも知られていて、外国を批判する内容から、大統領選挙への立候補を表明する前から「選挙戦を戦っている」とうっかり述べたものまで、さまざま。

トランプ大統領は、バイデン氏のことを、「スリーピー・ジョー=寝ぼけたジョー」とあだ名を付けて、ツイッターなどで繰り返し批判し、「予備選挙を勝ち抜くための知性を持っていることを願うが、それは疑わしい」などと攻撃している。

バイデン氏は、2019年6月末までに、選挙資金としておよそ2200万ドル、日本円にして23億円あまりの選挙資金を集めた。

2017年1月に、文民としては最高位となる自由勲章を受章。

(国際部記者 藤井美沙紀)