化学賞

吉野さん2019年ノーベル化学賞受賞を受け 各地で新聞号外

ノーベル化学賞の受賞者に、大阪 吹田市出身の吉野彰さんが選ばれたことを受けて、JR大阪駅前では新聞の号外が配られ、会社帰りの人や観光客らが次々に受け取っていました。

吹田市の23歳の男性は「僕も吹田で同郷なので、めっちゃうれしいです。明日への励みになります。僕も頑張ります」と話していました。

また京都府の26歳の女性は「職場が京都大学の近くなので、毎年ノーベル賞のたびにすごいなと思っていました。リチウムイオン電池は携帯電話やパソコンに使われているので、吉野さんのおかげで私たちは楽しい生活ができているんだと思います」と話していました。

さらに大阪市の90歳の男性は「同じ大阪出身の日本人が受賞したのは本当にうれしいです。私も90ですがまだまだ頑張ろうという活力がわいてきました」と話していました。

東京 渋谷駅前でも号外

東京の渋谷駅前では、発表を受けて、9日午後8時すぎから号外が配られ、帰宅途中の人たちが次々に手にしていました。

自営業の40代の男性は「毎年のように日本人がノーベル賞に選ばれるのはすごいことだと思います。同じ日本人のなかに私たちの生活を支える研究をしている人が多くいるんですね」と話していました。

別の40代の会社員の男性は「同じ日本人として光栄に思います」と話していました。

ハチ公前では、号外を見て喜び合う大学生の姿も見られました。このうち20代の女子学生は「すごいことだと思います。いろいろな新しい技術が生まれたら生活がよりよくなっていくのでこれからも楽しみです」と話していました。