医学生理学賞

東京農工大学 遠藤章さん なにがすごい?

“世界で最も売れた薬”のもとを見つけました!

世界中で大きな問題となっている病気の治療に貢献している研究者の中にも注目される人がいます。東京農工大学特別栄誉教授の遠藤章(えんどう・あきら)さんです。

青カビが作り出す「スタチン」という物質が動脈硬化の原因となる血液の中のコレステロールを下げることを発見。

治療薬が開発され、その薬は推計で世界中で毎日4000万人が使う「世界で最も売れた薬」と言われるほどになっています。

ネットワーク報道部(元科学文化部)

出口 拓実(でぐち たくみ)

平成22年入局。大津放送局でびわ湖の環境問題などの研究分野を取材、科学文化部で医療担当。
これまで感染症や小児・新生児治療、生殖医療などを取材。医療分野での応用が期待されるAI=人工知能などの取材も。現在は新型コロナウイルスの取材を担当。