2020年ノーベル賞
授賞式の規模を縮小
受賞者出席せず
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ノーベル賞を運営するノーベル財団は、2020年12月に行われる授賞式について、新型コロナウイルスの影響を考慮して、式典の規模を縮小して例年とは異なるかたちで行うことを明らかにしました。
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ノーベル賞の授賞式は毎年12月、スウェーデンの首都ストックホルムの中心部にあるコンサートホールで盛大に行われます。
運営するノーベル財団は10月22日、ことしの授賞式について、新型コロナウイルスの影響を考慮して、コンサートホールでの大規模な式典を取りやめ、規模を縮小してストックホルムの市庁舎で行うと発表しました。
式典は、感染予防の観点から、出席者を少人数に制限し、受賞者は直接出席せず、それぞれの国の大使館や大学などでメダルや賞状を受け取ることになる見通しで、式典の様子はテレビなどで伝えられるということです。
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ノーベル財団は、授賞式に続いて行われる晩さん会についてはすでに中止を決めていて、今年の受賞者は、来年の式典と晩さん会に招待する方針です。
また、ノーベル平和賞について、ノルウェーの委員会は10月22日、首都オスロで行われる式典の規模を縮小し、晩さん会は中止すると発表しました。
受賞者は直接出席せず、オンラインで参加する可能性もあるとしています。
ノーベル賞の発表は、10月5日から行われます。