医学生理学賞

国際医療研究センター 満屋裕明さん どうすごい

エイズの治療薬を世界で初めて見つけました

世界中で大きな問題となっている病気の治療に貢献して、注目されている日本の研究者。もう1人は、国立国際医療研究センター研究所所長の満屋裕明(みつや・ひろあき)さんです。

満屋さんは、いまでも途上国を中心に多くの人の命を奪っているエイズの治療薬を世界で初めて発見し、開発につなげました。

満屋さんたちの研究成果からできた薬のおかげで、いまではエイズは適切に治療を行えば、HIVに感染する前と同様の生活を送ることができるようになっています。

科学文化部

藤ノ木 優(ふじのき まさる)

2009年入局。福島局、札幌局などで原発事故の農業や環境への影響や、大学の科学研究、地域医療などを取材。
現在、科学・文化部で感染症などの医療取材を担当。