2022年09月09日
2023年卒の9月1日時点で内定を得ている学生の割合は90.8%。進路を確定させた学生は8割を超え、多くの学生が最終的な進路を決めているようです。
一方、1割強の学生が、引き続き活動を続けています。納得できる就職先を見つけるためにも、周囲に相談しながら活動を続けていきましょう。
※リクルート「就職プロセス調査(2023年卒)」より
リクルートの調査によりますと、来年春に卒業を予定している大学生の就職内定率は、9月1日時点で90.8%。
前の年の同じ時期と比べると高く、ほぼ同じ水準となりました。(+0.8P)
卒業後の進路を決めた学生の割合は82.2%。多くの企業が10月に内定式を控える中、学生の多くが最終的にどこに就職をするかを決めています。
一方、就職活動を続けている学生は、全体の12.8%。
リクルートによると、10月1日以降も採用活動を継続するとしている企業も、まだまだ多くあるそう。
焦らず、自分のペースで活動を続けていくことが重要です。
とはいえ、これから、具体的にどう動けばいいのか分からなくなっている人もいるのではないかと思います。
リクルート就職みらい研究所の栗田貴祥所長に今後、就活を続けていく上でのポイントについて聞きました。
○積極的に情報収集を
○うまくいかない理由を分析して周囲に相談を
○こだわりの業界・企業の周囲に視野を広げてみる
まずは、新たな情報を得るためのアプローチを積極的に行っていくことが大切だそう。
就職情報サイトや大学のキャリアセンターの情報が更新されていないか、こまめに確認するようにしましょう。
そして、身近な人に悩みを相談することも大切だと言います。
これまでの就職活動がうまくいかなかった理由について助言を求め、もう一度自分の就職したい業界・企業を見つめ直してみましょう。思わぬ気付きがあるかもしれません。
最後に、今後、選考を受ける企業を選んでいく上での場合のアドバイスをもらいました。
これまで関心を持っていた範囲とまったく異なる業界・企業に幅を広げるよりは、これまで選考を受けてきた範囲の周辺に視野を広げた方がうまくいくケースが多いんだそう。
可能なら、希望してきた仕事と同じような仕事を中心に見ていきましょう。
リクルート就職みらい研究所 栗田貴祥所長
「周囲に相談することで、自分1人では気がつけなかった方向に視野が広がっていくことがあります。焦らず、自分が得意だと思うことをいかせる場所を探していくことを心がけていきましょう」
※対象:2023年卒の大学生 期間:2022年9月1日~9月5日 有効回答:1225人
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