2022年07月19日
24年卒の学生たちもそろそろ就活で動き始め、すでにインターンシップに参加したという人もいるようです。
一定の条件のもとで採用活動に活用する動きも出てきているインターンシップ。学生たちがどう思っているのか、本音を聞いてみると…
※以下、「マイナビ2024年卒大学生 インターンシップ・就職活動実態調査」より
【6月だけどすでに…】
まず、先月(6月)インターンシップに参加したかどうか聞いてみました。
マイナビの調査を基に作成
参加した割合は24.0%。ほぼ4人に1人が、夏休み前の6月にインターンシップに参加していることがわかります。参加した企業の数は、平均で1.9社でした。
その割合は年々増えていて、この3年間で2.5倍以上に増えています。
インターンシップのWEB活用が定着してきたことで、参加へのハードルが低くなっていることも要因のようです。
【採用選考につながるとしたら…】
現時点でもインターンシップを積極的に活用し、採用活動において参加者に何らかの優遇策を講じているという企業は少なくありません。
さらに来年度以降は、一定期間、職場で就業体験を行うことなどを条件に、インターンシップに参加した学生の評価を企業が採用に活用するのを認める方向で、ルールが見直されました。
学生たちは、インターンシップが採用につながることについて、どう思っているのでしょうか。
《学生の声》
▽インターンシップを受ける人はその企業に就職したいという気持ちが少なからずあるため、採用選考の評価点にするのは良いと思います。でも、あくまでプラスαの加点にするべきで、インターンシップを受けたくても受けられない人がいる点は配慮すべきではないかと思います。(文系女子)
▽インターンシップで実力が足りていなかったとしても、その後にどんな成長をしたかを見るための尺度として、インターンシップの評価を使用するのは問題ないと思います。しかし、その評価だけで大きなマイナスイメージを持たれてしまうと、失敗しないようにという意識が高くなり、実力を発揮しづらい場所になってしまうように思います。(文系男子)
▽採用選考に用いられることには反対です。なぜなら、採用が早期化し、気軽にインターンシップに参加できなくなるからです。このままでは、大学生は1、2年生のインターンシップ前に自分の適性を見定め、企業研究や面接の対策を行うことが必須になってしまう。(文系女子)
インターンシップを受ける時期には、まだ自分の志望が定まっていない学生も多いので、採用選考に取り入れるにしても一定の配慮はしてほしい…という意見が多いようです。
※対象:2024年卒の大学生・大学院生 期間:2022年6月20日~30日 有効回答:6426人
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