2022年04月01日
年々早期化する就職活動。インターンシップから採用へという流れが増えていることも、その一因と言われています。
実際、インターンシップに参加したら優遇策はあるの? 具体的には?
企業のアンケートから見えてくるのは…
※以下、ディスコ「2023年卒・新卒採用に関する企業調査」
【今年度のインターンシップは】
まず、今年度のインターンシップの実施状況について見てみます。
ディスコの調査をもとに作成
インターンシップを実施した企業は68.9%。前年度より5.6ポイント増えました。
オンラインでの開催が定着し、実施しやすくなったことが要因のようです。
期間は、半日が最も多く57.8%、次いで、1日の39.0%でした。
開催しやすくなった一方、オンラインでは長期のプログラムが実施しづらいことがうかがえます。
【インターンシップの参加で優遇?】
最近の採用の早期化の背景には、インターンシップからそのまま採用…という流れがある、と言われています。
優遇策があるということでしょうか?
聞いてみると、インターンシップ参加者に対して「何らかの優遇策を講じる」という企業は72.0%に上りました。
具体的には…
ディスコの調査をもとに作成(上位5項目を抜粋)
「非参加学生よりも早い時期に選考する」が最も多く61.4%。この割合は年々増えています。
どの程度早く選考を実施しているか聞いてみると、「1か月程度」が4割、「2か月程度」が25.5%で、3か月以上早い企業も少なくありませんでした。
次いで、「インターン学生限定のセミナー等を開催する」の39.1%。
特徴的なのは、「面接の回数を減らす」優遇策の割合で、年々減っています。
この背景には、インターンシップ参加者が増える中、回数を減らして優遇するより、早めにしっかり面接して採用につなげたいという、インターンシップを「採用直結型」と位置付ける企業が増えたことなどがあるようです。
≪企業のインターンシップ実施の満足状況について≫
▽参加学生は優秀で採用に繋がるが、参加人数が少ない。(建設・住宅・不動産/中小)
▽学生の活動が思った以上に夏期に集中して、冬期実施のプログラムに参加する学生が少なく、うまくいかなかったという印象。(運輸・倉庫/大手)
人気のインターンシップに参加するのは採用面接より大変…という声も聞きますが、もっと参加してほしいと考えている企業も少なくないようです。
最近では、大学1年生など低学年から受け入れている企業もあるので、社会勉強のつもりで早めに参加してみてもいいかもしれませんね。
※対象:全国の主要企業 期間:2022年1月31日~2月9日 有効回答:1212社
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