いまや、就活生なら参加するのが当たり前ともいえるインターンシップ。2023年卒の学生の中には、夏休みを利用して初めて体験した人も多いのではないでしょうか。

参加してみて、どう感じましたか?

※以下、「マイナビ2023年卒　インターンシップ・就職活動準備実態調査(9月)」より

 

【インターンシップ参加は8割以上】

23年卒の学生で、9月までにインターンシップ(ワンデー仕事体験を含む)に参加した割合は83.1%。

参加者は年々増えていて、去年の同じ時期と比べると6.4ポイントの増加となりました。

去年は、新型コロナウイルスの影響で中止や延期になったケースが相次ぎましたが、今年はWEBをうまく活用するなどして、開催する企業が増えたためと見られます。

 

【もっと〇〇だったら…】

実際にインターンシップを体験した学生はどんな感想を持ったのでしょうか。もっとこうだったらよかった、と感じたことがあるか聞いてみると…。

 

最も多かったのは、「もっと働いている人の雰囲気を知りたかった」、次いで「もっと実際の仕事を体験したかった」でした。

また「実際に働いている様子を見学したかった」という声も多く寄せられました。

WEBを活用し、質の高いプログラムを提供している企業も増えているようですが、ワンデー仕事体験のみというところも多く、コロナ禍で対面で行っているところもまだまだ限られることから、学生にとって働く実感を得られるまでには至らなかったというケースが少なくないようです。

 

【お礼は必要?】

進路を決める上で参考となるインターンシップ。そういえばお礼ってみんなしているのかな…と思ったことはありませんか。

インターンシップ参加後に、企業の担当者にお礼状などを出したか聞いてみると…

 

「ない」と答えた学生が6割以上、多くの学生は、特に何もしていないようです。

一方、「ある」と答えた学生は38.4%。手紙でお礼状を出した人はごく少数で、メールで送った人が最も多い結果でした。

大学のキャリアセンターなどで、アドバイスされることもあるようです。

まだ対面でのインターンシップは少ないかもしれませんが、どのような体験ができるのかしっかり情報収集してから応募してみましょう。

※対象:2023年卒業予定の大学生、大学院生　期間:2021年9月19日～30日　有効回答:5881人