オンラインの説明会は、新型コロナウイルスの影響で例年にない就職活動を続ける学生と企業の採用担当者が接する機会を増やそうと、1日、2日の2日間開かれます。説明会には電機や鉄鋼、金融など、60社余りの企業が参加しています。
学生側は国内外の1500人以上が登録し、関心がある企業の説明会に自由に参加できる仕組みです。採用面接を希望する学生はエントリーシートを出すこともできます。
このうち日立製作所の説明会では、通年採用で優秀な人材を求めていることなどをアピールしました。学生は、新型コロナウイルスをきっかけに会社が進めているテレワークの働き方や人事評価の仕組みなどについて質問していました。
日立製作所の採用担当者、中村圭佑主任は「多くの企業が一緒に説明会を開くことで情報収集に役立ててもらえると思う。会社が通年採用で人材を求めていることを知ってもらえたらうれしいです」と話していました。
説明会は2日も開かれ、参加を希望する学生は専用のサイトから当日の申し込みもできるということです。