出ていかないで・・・「スマホ世代」を地元にとどめるには

2019年11月11日

地方でいま、深刻な課題となっているのが若者の県外流出。優秀な人材の「地元離れ」は、企業にとっても大問題。そんな状況に歯止めをかけようと、各地の自治体では、“いまの時代に合った”採用情報の提供が模索されているようです。

狙いはスマホ世代

若者の県外流出に頭を悩ます青森県。ことし3月に県内の高校を卒業した人のうち県外で就職したのは全体の4割を超え、大学生に関しては7割近くにのぼる。売手市場がつづく中、この5年でみても、大学生などの県外就職は5割を下回ることはなく、県の担当者も「現状に危機感を持っている」ともらす。

 

そんな中、青森県が目をつけたのがスマホのアプリ。「スマホ世代」と呼ばれる若者を取り込もうと、10月に青森県公式就活アプリ「シューカツアオモリ」をリリース。就活生などを対象に、自治体が主催する就活イベントのスケジュールや、県内の企業情報、求人情報などを紹介。中には先輩社員からのメッセージや県内で話題のニュースなどもあり、青森県内での就活に役立つ情報を盛り込んでいる。

 

もちろんダウンロードは無料で、面倒な個人情報の入力も不要。気軽に使うことができるうえ、県内の飲食店などで使えるクーポンも。少しでも多くの人にダウンロードしてもらい、日常的に使ってもらおうと、工夫を施している。

他県で先行例が・・・

その青森県がアプリの導入に向けて手本としたのが、秋田県。アプリをインストールして就職説明会などに参加すると、ポイント制で様々なサービスが受けられる取り組みを実施するなど、県内就職の増加に取り組んでいる。

 

県公式の就活アプリとしては、栃木県が他県に先駆けて「とちまる就活アプリ」を2016年にリリース。累計ダウンロード数も8000件を超えるなど好調だ。また、一般企業が運営する多くの就職サイトとは異なり、企業の掲載も無料なので登録している企業、団体も徐々に増え、現在は1000近い登録がある。

青森は他県に続けるか?

ただ、青森県のアプリはリリースされたばかりで、まだ登録企業や記載されている情報は多くない。

青森県労政・能力開発課の担当者は「青森県内にも魅力的な企業はたくさんあるのに、地元の若者に伝わっていない現状がある。アプリを使って多くの人にその魅力を知ってもらい、県内での就職も選択肢の1つに入れてもらえるようにしたい」としていて、今後内容を充実させていきたい考えだ。

スマホが主流の今の若者に向けた青森県の試みは、地元就職の増加につながるか。

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