「就活に必要な3つの輪」

2019年11月14日

みなさんから寄せられたギモンに答える「就活のギモン」。自己分析の大切さは分かっても、どんなことを意識してやればいいのか?キャリアコンサルタントの井上真里さんが、「就活に必要な3つの輪」について答えます。

どうする?自己分析「女子の就活 働きやすい企業の探し方」はこちらからご覧ください

どうする?自己分析「自己分析ってナンダ?」はこちらからご覧ください

就活に必要な“WANT CAN MUST”

自分に合ったキャリアを選ぶための考え方でよくポイントになるところなんですけれど、3つの輪って見たことありますか?WANT、CAN、MUSTって言われたりするんですけれど。

井上さん

学生
伊藤

初めて聞きました。

「WANT」は、好きなことや楽しいと思うこと。やっぱり、仕事をしている時間って人生でとても長いじゃないですか。だから、自分の「WANT」は何かって過去を振り返って整理していくのは、すごい大事かなと。

例えば、伊藤さんは何かありますか。こういうこと楽しいとか、やる気がでるとか。

私は小学4年からオーケストラでオーボエをやっているんですけれど、めちゃくちゃ楽しいです。

もう一歩踏み込むと、どういうところが楽しいって思う?

1人で吹くんじゃなくて、誰かと一緒に吹くこと。自分の考えと相手の考えを音楽で合わせて作り上げていくのが、楽しいです。

なるほど。それも「WANT」の一つだよね。伊藤さんは、他の人と意見を合わせたりしていきながら、一つのものを作っていくことに楽しさを感じる。同じようなことを感じられる仕事も色々あると思うけど、それが一つの要素になってくるのかな。

では次の「CAN」にいきましょう。「CAN」は得意なこととか強みとか。他の人より頑張らなくてもうまくできることや、気づいたら任されている役割とか。

勝島さんは、どうですか?

学生
勝島

恥ずかしいんですけれど。周りの話を聞いてまとめるリーダーシップを取るのが得意です。夏のインターンで気づきました。

いいね。そういうのが強みの一つだと思うんだよね。あとは、専門的に勉強している知識もそうだし、こういう言葉を話せますもそうだし、背の高い低い、親しみやすさなんかも、自分の個性は全部強みなので。

例えば、何十万もする時計を買うときどんな人から買いたい?

やっぱり高いので、信用できる誠実な人がいいです。

その誠実さも、例えば友達の中だとこの人が思い浮かぶとかあるじゃないですか。すでにそういうのが強みなんです。逆に、普段の買い物だと、明るくてノリがいい人から買いたいとか。それぞれの持ち味が生きる場所があるので、そういうのも強みに含まれるんです。

自己分析って、「WANT」自分の楽しいと思うことと、「CAN」得意なこと、強み、これまでの経験や知識、を分かっていくこと。その両方が、とても大事です。

これがどっちかだけになると、すごく好きなことでも周りの人の方が得意だとだんだんモチベーションが下がったり、なかなか成果が出ないということが起こりがち。

また、簿記の資格を持っているから経理かなと思ったけど、実は数字が好きじゃなくて、いまいちやる気がでないとか。

WANTもCANも、両方重なっているところを探す感じですかね。

そうです。あとは、「MUST」ですけど。日本語で言うと?

しなければならない、するべき。

そうです。相手から求められることですよね。この業界や仕事で、今求められているのってどんなものだろう。どんな人、どんな能力だろうって。いわゆる業界研究ですよね。

ここは私の趣味も満たされるし、強みも活かせそうだし、それをすごく求めている会社とか仕事なんじゃないかなって。

3つの輪が重なる場所は?

さて、ここで質問です。皆さんがスタバのスタッフを採用する店長だったら、どんな人を採用したいですか。

おしゃれな感じな人かな。

外国の方も来ると思うので、できれば英語が話せる人に来てもらいたい。

今の2人の話って、採用する側からすると、見た目がおしゃれとか、語学が得意とか「CAN」の話だけじゃないですか。WANT」の話って一切していないですよね。でも自分が応募する側になると、「WANT」だけで志望動機を語る。これくらい採用側と就活生との間には大きなギャップがあるんですよね。

確かに・・・。

あと就活生は「コーヒーが好きで・・・」とかも言いそうだけど、それだけだったら、これからもお客さんでいてくれれば会社としてはうれしいわけです。これまでと視点を変えて考えることが重要です。

どういう風に考えればいいんでしょうか。

これまではみんな、サービスやモノを消費する側として生きてきたじゃないですか。大学も学費を払って教育サービス受けるっていう。それが、逆になるんですね。自分が何かを提供することで報酬をいただく立場になるので。

だから、どんな人に会社が仕事を任せたいかっていうと、なるべくそれが得意な人で、会社が求めることをやってくれる人、ちゃんと成果を出してくれる人ですよね。

自分がお金を払う立場ならばやりたいことをやればいいけど、逆の立場だとしたら、自分の強みや能力を生かして、お客さん、ユーザーが求めることをやっていく。

これまでと180度視点が変わるのに、意外とそこが切り替えられずに就活を続けてしまう人もいるので、視点が変わっただけでずいぶん情報の集め方も変わってくると思います。

WANT、CAN、MUSTの3つが共通する会社って、全員に必ずあるんですか。

自分の知っている世界だけで探すのは、たしかに難しいかもしれないですね。でも、今、職業って1万7000職種あるって言われているんですね。

そんなにあるんですね。想像つかない。

私もびっくりしたんだけど、それぐらい仕事ってたくさんあるし、あとは会社の社風や文化によって当然、色々違ったりもするので。まだ知らない仕事があるかもしれないという視点で見ていくと、見つかるかもしれないし。

確かに。

それでしっくりこなかったら、会社員以外の道が多分あると思うんです。自分が適さないと思ったら無理に就活をする必要はないと思うんですよね。どこかの会社に正社員として新卒として今、入ることが絶対の正解じゃないので。

いろんな働き方があるし、働くタイミングは自分で決めていいと思うんですよね。今、これだけ生き方が多様化しているので。

自分にはどんな仕事があっているのか、しっかり考えたいと思います。

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