2019年10月30日
いわゆる「就活ルール」をめぐり、政府は学生や企業から現状維持を求める声が多いことから、2022年春に入社する大学生の採用面接の開始時期を、これまでどおり、大学4年の6月以降とする方針を固めた。
就職活動のルール、いわゆる「就活ルール」をめぐっては、2021年春に入社する今の大学3年生まで、「採用面接の解禁は大学4年の6月以降」とする現在の採用日程を維持することになっているが、2022年春以降は決まっていない。
政府関係者によると、内閣府と文部科学省が学生や企業の意向を探るため、ことし夏にアンケートを行ったところ、採用日程の現状維持を求める意見が多く寄せられたという。
このため政府は、2022年春に入社する、今の大学2年生の採用面接の開始時期についても、これまでどおり、大学4年の6月以降とする方針を固めた。
政府は10月30日に、経団連と大学の関係者を交えた会議を開き、こうした方針を確認したうえで、経済団体や業界団体に日程を順守するよう要請することにしている。
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