2023年02月27日
年々、早期化が進んでいる就職活動のスケジュール。その傾向は、ことしも変わっていないようです。「いくらなんでも早すぎない!?」「いや、早く内定をもらって安心したい!」…みなさんのホンネを探りました。
※以下、ディスコ「24卒学生の2月1日時点の就職意識調査」
まもなく、企業の採用活動がいっそう本格化する3月を迎えます。その直前の活動予定について24卒の学生に尋ねた調査がこちらです。
最も多かった回答が「本選考を受ける」。この時期、6割以上の学生が、すでに本選考を受けていることを示す結果となりました。
こうした状況について、みなさんがどう感じているのか尋ねてみると…
「ちょうどいい」が49.1%。次いで「早すぎる」がそれにせまる割合となりました。
まずは「ちょうどいい」と答えた理由から。
≪ちょうどいいと思う理由≫
▽夏秋のインターンで興味もった企業にエントリーする時期としては、ちょうどいいのではないかと感じた。(文系女子)
▽早期選考を行う企業が多く、本選考の前に経験を積むことができるから。(文系女子)
▽早めに受けることができる会社があることで、忙しさが分散される。(理系女子)
▽早くに就活を終えることで、研究活動に集中できるから。(理系男子)
早めに就活を終えてから学業に専念したい、本命の企業を受ける前に多くの経験を積んでおきたい、と考える学生からは、今のスケジュールを前向きに捉える声が上がりました。
一方、早すぎると感じる学生の意見は…。
≪早すぎると思う理由≫
▽まだインターンシップを募集している企業もある中で、気が付いたら本選考の受付が終わっている企業があるから。(理系男子)
▽大学のテスト期間と重なるので非常に負担が大きい。せめて 2 月以降に始めてほしい。(文系男子)
▽4 年生になってからでいいと思う。授業を犠牲にしてインターンに参加した学生が選考で優遇されているのを見ると複雑な気持ちになる。(文系女子)
大学の勉強に専念したい時期に、就活のことを考えなければならないことを負担に感じる声も根強くあるようです。
調査にあたったディスコでは「企業側は採用方法を多様化させ、学業や部活動との両立で早期化に対応しづらい学生に対する選択肢を示していく必要がある」とする一方で、就活生に対しては以下のようなポイントに気をつける必要があるとアドバイスしています。
「最近では、3月1日のいわゆる『就活解禁日』に合わせて動き始めていた大手企業の間でも、採用を早める動きが出始めています。学業や部活で忙しい場合でも、志望する企業の採用スケジュールが例年と変わっていないか、しっかり確認するようにしてください」
興味のある業界や企業のスケジュールはちゃんと押さえておいた方がよさそうです。
※対象:2024年卒の大学生・大学院生 期間:2023年2月1日~6日 有効回答:1170人
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