2019年04月17日
いまの学生は、どんな企業に就職したいのか?何を重視して選ぶのか?就活情報会社の調査の結果に、ことしは、大きな変化がありました。
あなたの「就職感」は?
就活情報サイトを運営する「マイナビ」が来年春に卒業予定の大学生や大学院生約4万8000人を対象に行った調査です。
まずは、「就職感」。働くことの意味については、トップは「楽しく働きたい」で38.6%。
次いで「個人の生活と仕事を両立したい」が24.4%。
「人のためになる仕事をしたい」が12.1%、「自分の夢のために働きたい」が10.2%となっています。
マイナビ 大学生就職意識調査より
「楽しく働きたい」「個人の生活と仕事を両立したい」は2001年卒以降、毎年1位と2位です。
ただ「楽しく働きたい」が去年よりも5ポイント増えたのに対し、「個人の生活と仕事を両立したい」は0点2ポイント減りました。
マイナビでは「働き方改革が浸透し、『生活と仕事の両立』は前提・当然のこととして、『楽しく働きたい』と考えている学生が多いのでは」と分析しています。
どんな企業で働きたい?1位になったのは・・・
学生の意識に大きな変化があったのは、企業選択のポイントです。
「企業を選ぶ場合、あなたはどのような企業がよいと思うか」という質問では、「自分のやりたい仕事(職種)ができる会社」が2001年卒を対象とした調査以降、長年トップの座を守ってきました。
しかし、今回トップに立ったのは、「安定している会社」で39.6%。去年より6ポイントあまり増え、2位の「自分のやりたい仕事(職種)ができる会社」(35.7%)におよそ4ポイントの差を付けて、初めてトップに。
マイナビ 大学生就職意識調査より
ほかにも数値を伸ばしたのは「給料の良い会社」(19.0%)、「休日、休暇の多い会社」(12.2%)でした。
一方、学生が行きたくない企業について聞いたところ、これまでは19年連続で「暗い雰囲気の会社」がトップでしたが今回は「ノルマのきつそうな会社」(34.7%)が初めてトップに。
次いで「暗い雰囲気の会社」(28.5%)「休日・休暇がとれない(少ない)会社」(24.9%)となっています。
また、「転勤の多い会社」(23.6%)が前回の調査より3.7ポイント増え、「仕事の内容が面白くない会社」(18.4%)を上回って初めて4位となったということです。
マイナビ 大学生就職意識調査より
マイナビは「仕事の内容が充実しているか以上に、学生は安定やワークライフバランス、自分のペースで働けるかを重視しているようだ」と分析しています。
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