参議院選挙での各党の主張 (2022年7月)

NHK党

NHK党

憲法改正の議論を促していく

  • 憲法改正の発議を行い、国民投票を実施することは国民にとって貴重な政治参加の機会。
  • そのため国会においては憲法審査会の開催など、憲法改正に関する議論をするよう積極的に促していく。
  • 国会閉会中の国会召集の要求に対して国会が開かれない問題への対策として、憲法 53 条などの改正を提案していく。

【 解説 】 ◆憲法が軽視されている。 ◆国民投票は政治参加の機会。 ◆ジェンダー・多様性を。

NHK党は、「日本国憲法は、国や権力者に対して義務を課すことで、国家権力の乱用を抑制し、国民の権利・自由を守るものだ。憲法が軽視されていると感じざるを得ない行政、政府の実態は誠に遺憾で、日本国憲法を重んじた活動を行っていく」としています。

一方で「憲法改正の発議を行い、国民投票を実施することは、国民にとって貴重な政治参加の機会だ」として、改憲議論には積極的な姿勢を示しています。

憲法改正の項目案としては、野党側が国会の召集を要求しても、開かれないのは問題だとして、憲法53条の改正を、対策の1つとして提案しています。

また同性婚の合法化に、憲法24条が足かせになっている可能性があるとして、改正が選択肢の1つだと指摘しています。

また自民党の憲法改正案のうち、「憲法9条への自衛隊の明記」については、取材の中で、「『戦力の不保持』を定めた9条2項と、自衛隊の存在は明らかに矛盾がある」として、「9条2項の削除も検討すべき」としています。そのうえで、憲法に自衛隊を明記することも検討すべきだとしています。

また「緊急事態条項」は「非常時の政府権限の強化は必要だ」として、設けるべきだという考えを示しています。