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子どものみなさんへ

もしかしてのアニメ

こんにちは。
みなさん、おうちで楽しい気持ちになっていますか?
たたかれたり、大きな声でしかられたり、朝ごはんや夕ごはんをもらえなかったり、おふろに入れなかったりして、いやだな、楽しくないなって気持ちになっていませんか?
わたしたち大人は、みんなの本当の気持ちを聞きたいなって思ってるよ。
みんなのつらい気持ちをへらすお手つだいができたらいいなって思っているよ。
そういう大人のメッセージをいくつかごしょうかいするね。

イヤだと思ったらはなれて

齋藤さん

まずは、何か理由があってお父さんやお母さんといっしょにくらせない子どもを育てている、齋藤直巨さん(さいとうなおみ)からのメッセージ。

「イヤだ!と思ったらそこからはなれて!助けてくれそうな大人を使うんだ 私は力になりたい」

おうちでイヤなことがあったとき
がまんしていないかな?
どうしてがまんするんだろう。
お父さんやお母さんが好きだから?
文句を言ってもお父さんやお母さんは変わらないから?
文句を言ったら、おこられてしまったり、ぼくやわたしがダメな子だからだって思っちゃうから?
イヤなときは、その気持ちをかくさなくていいんだよ。
イヤだ!ときちんと言えることってとっても大事なことなんだ。

学校の先生でも、近くのおじさんやおばさんでも、おまわりさんでも、助けてくれそうな大人に声をかけてみて。
信じていい大人なのか不安なときは、ひとりじゃなくて何人かに話してみるのもいいね。
近くに話を聞いてくれる大人はぜったいにいるよ。
勇気を出して声をかけてね。

さけぼう 歌おう

鈴木さん

つぎは、大人が子どもにいじわるをする問題についてけんきゅうしている日本大学の鈴木秀洋先生(にほんだいがく・すずきひでひろ)のメッセージ。

「さけぼう 歌おう おどろう えがこう きみの人生をおうえんするよ!!」

大人に「こうしなさい、ああしなさい」「これをしちゃダメ!」って言われることってあるよね。
そんなとき、どんなきもちになる?
「いい子にしなきゃ」って自分の気持ちをおさえちゃうんじゃないかな?

でもね、自分の気持ちを知ってもらうことって大事だよ。
さけんでみよう。
歌ってみよう。
おどってみよう。
絵をえがいてみよう。
心の中でモヤモヤしている気持ちが、じょうずに出せるかもしれないよ。

苦しいよ!
さみしいよ!
助けてよ!
いつもはがまんしているけど、すなおになれるかもしれないよ。
そして、その気持ちをごまかさないで、誰かに話して助けてもらおう。
鈴木先生も話に来てねって言ってるよ。

助けてくれる大人がいるよ

勝野さん

学校の校長もしている東京大学の勝野正章先生(かつの・まさあき)からのメッセージ。

「大きくゆっくりいきをはいてまわりを見わたしてみて。ぜったいに助けてくれる大人がいるから」

大人に話してみてと言われても、お父さんやお母さんのほかにお話しできる大人ってそんなにいっぱいいないよね。

学校の先生はお話ししやすいかな?
話せても、「おうちが楽しくないです」とか「ごはんをもらえません」なんて、なかなかそうだんできないよね。

かなしい気持ちのとき、もしかしたらキミはくらい顔をしていたり、イライラしちゃってちょっとお友だちにらんぼうになったり、先生をおこらせるようなことを言っちゃったりするかもしれないよね。
そういうキミのこと、先生はちゃんと見ているよ。
そして、キミのことをらんぼうする悪い子だなんて思っていないよ。

「ちょっとイライラしてるみたいだけど、どうしたのかな?なにかイヤなことがあったのかな?大丈夫かな?」って心配しているよ。
だから、「先生あのね・・・」って話してみよう。
お話しできるキミはすごいよ。

おしまいに、みんなの楽しい毎日を応えんしている、「ぷるすあるは」のチアキさんのメッセージを紹介するね。

チアキさん

「あなたのせいじゃないよ ひとりじゃないよ 話してもだいじょうぶ」

ほかにもいろんな人たちがメッセージを送ってくれているよ。
見たいときはここをクリックしてね。

https://nhk.jp/kodomo-pj/

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