Loading

去年の外国人入国者数 前年比86%余減少 新型コロナの影響2021年1月29日

去年1年間に日本に入国した外国人は約431万人で、新型コロナウイルスの影響で前の年から86%余り減少し、統計を取り始めてから最大の落ち込みとなりました。

出入国在留管理庁が発表した速報値によりますと、去年1年間に日本に入国した外国人は、約430万7000人で、前の年と比べて約2688万人、率にして86%余り減少し、統計を取り始めた昭和25年以降最大の落ち込みとなりました。

このうち新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、水際対策が強化された去年4月以降に、新たに入国した外国人は約13万6000人でした。

月別で見ますと、1月には新規の入国者数が約230万人だったのが、4月は1256人、5月は165人と大幅に減少しています。

一方、一定の条件のもとにビジネス関係者や、留学生など中長期の在留資格を持つ人の入国を認める措置を利用して新たに入国した外国人は、去年8月以降で約11万2000人となりました。

最新ニュース