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在住外国人の半数 災害用語“わからないところある”2020年9月10日

福岡県に住む外国人を対象に県がアンケート調査を行った結果、気象や災害に関して「わからない言葉がある」と答えた人が半数近くに上りました。

アンケート調査は、福岡県が県内に住む外国人を対象に、ことし2月から3月にかけて行ったもので、1500人余りから回答を得ました。

それによりますと、「特別警報」や「高潮」、「土石流」など気象や災害に関する9つの用語について、「わからない言葉がある」と答えた人が半数近くに上り、日本に住んで10年以上がたつ人でも約3割に上りました。

また、「防災について知っておきたいこと」として、約6割の人が災害が起きた時の対応や避難場所を挙げました。

一方、「自分の国の人から日本で働きたいと相談を受けたら、福岡で働くことを勧めたいか」聞いたところ、9割以上の人が「そう思う」と答えたということです。

福岡県国際政策課の大井裕係長は、「地域で協力して外国人材を受け入れていくことが大事で、関係機関と協力して環境の整備を進めていきたい」と話しています。

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