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法務省 日本への帰化申請書類など902人分を誤って廃棄2020年8月21日

法務省は、外国人が日本国籍を取得する際の書類を電子化する作業に漏れがあり、902人分の書類を誤って電子化せずに廃棄していたと発表しました。

法務省によりますと、外国人が日本国籍を取得する際の申請書や決裁文書などの書類は、保存するために業者に委託して電子化していますが、ことし6月、過去の記録を参照しようとした法務局からの指摘で、書類を電子化する作業に漏れがあることが分かったということです。

その後、法務省で調査した結果、平成4年から平成25年までの間に、申請の手続きを行った、合わせて902人分の書類を誤って電子化せずに廃棄していたということです。

法務省は、廃棄していた書類のうち、申請を受け付けた各地の法務局などでコピーが残っている場合は、電子化して保存するとしていて、「大変遺憾なことであり、適正な文書管理により再発防止を徹底する」としています。

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