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県内に住む外国人は、去年12月の時点で8856人に上り、新型コロナウイルスが外国人への暮らしに及ぼす影響も懸念されるなか、県は、生活支援の情報を外国語で紹介する動画を作成しました。

第一弾の動画は、新型コロナウイルスの影響で、収入が減少した法人や個人を対象とする税金の猶予制度を紹介しています。

▽対象となる税の種類、▽猶予の申請の際に必要となる書類、▽申請の期限などを2人の職員が会話形式で紹介していて、会話の翻訳を英語やポルトガル語で画面に表示しています。

県では、今後、動画の本数を増やしていく予定にしているほか、外国人の居住実態にあわせて、ベトナム語など別の言語での翻訳も検討したいとしています。

動画は、YouTubeの島根県公式チャンネルで視聴することができます。島根県文化国際課は、「県内に住む外国人も、新型コロナウイルスで暮らしに影響を受けている。日本人と同様の情報が提供できるよう努めていきたい」と話しています。