Loading

日本で暮らす外国人 人道上配慮の事情あれば再入国認める 新型コロナ2020年6月4日

新型コロナウイルス対策で外国人の入国を拒否する措置をめぐり、法務省は、日本で暮らす外国人で、人道上配慮すべき事情がある場合には、例外的に再入国を認めることを、ホームページに掲載しました。

新型コロナウイルス対策で、現在、111の国と地域について、外国人の入国を拒否する措置がとられていて、日本で暮らす外国人も「特段の事情」がないかぎり再入国が認められていません。

このため、肉親が亡くなっても外国人が一時帰国できないケースもあることから、先月下旬、茂木外務大臣は、人道上の配慮が必要な場合は、再入国を認める方向で検討する考えを示しました。

そして調整の結果、法務省は、日本で暮らす外国人で、人道上配慮すべき事情がある場合などは、例外的に再入国を認めることになり、ホームページに掲載しました。

出入国在留管理庁は「外国の親族が危篤になったり亡くなったりした場合や、外国で手術をして、その後の検査が必要な場合などに、再入国を認めることになると思う」としています。

最新ニュース