副大統領候補討論会会場に設けられた、報道関係者が集まるメディアセンター。
妙にイスの数が少ない。
巨大な長机1つにイスが1脚ずつ。ソーシャルディスタンス確保のためだ。
1人への割り当てがとても広い。
持ってきていないが(そもそも持っていないが)ノートパソコン5台くらいは横に並べることができそうだ。
会場には至る所に貼り紙が。
マスクを外した人に、討論会の運営関係者から「テレビに出演中でなければマスクをしてください!」と注意の声が飛ぶ。
会場を歩いていると主催者指定(!)のマスクに付け替えるように求められた。
満たしている基準が異なるのだろうか。
マスクをしていない人がいないか、関係者が常にチェックをしている。
会場には事前の検査で陰性だったことを証明するバンドを手首につけた人しか入れない。
アメリカでは党派によって感染防止対策に温度差があると言われているが、やる時はこれだけ徹底して対策をとるのもまたアメリカと言えるのだろうか。
対策の徹底と早期の経済再開で国民の意見が二分される中、死者21万人以上という世界最悪の状況となっていることに、複雑な思いを禁じえない。